こちらでは具体的に図形描画ツールバーの道具を使って絵を描く方法をご紹介しておきます。

線を描く

直線なら、ツールバーに見えている直線のボタンを押して作成します。
このとき、ボタンをダブルクリックすると連続で直線を描くことができます。
連続で描く場合は大きさの変更はまとめて後でやります。ボタンをもう一度押すか、Escキーでもとの操作に戻れます。
Shiftキーを押しながら線を引くと15度間隔でまっすぐ引けます。

曲線なら、「オートシェイプ」→「」→「曲線」または「フリーハンド」を選びます。
ぐるっと線を閉じて終わる場合はクリック、閉じずに終わる場合はダブルクリック。

丸や四角、三角などの基本図形を描く

丸と四角はツールバーの見える場所にボタンが用意されています。
このとき、ボタンをダブルクリックすると連続で直線を描くことができます。
連続で描く場合は大きさの変更はまとめて後でやります。ボタンをもう一度押すか、Escキーでもとの操作に戻れます。
Shiftキーを押しながら丸や四角を描くと、正円や正方形が描けます。

その他の図形は「オートシェイプ」→「基本図形」の中にたくさんあります。

矢印を描く

まっすぐな矢印はツールバーの見える位置にボタンが用意されています。
矢印をたくさん描くときはボタンをダブルクリックするととりあえず連続で描けます。角度や長さの変更は後でやります。
ボタンをもう一度押すか、Escキーでもとの操作に戻れます。

矢印の形はツールバーのボタンで変えます。
いちばん下に出る「その他の矢印」では矢印の色や形や太さなど、一括で変えられます。

2つの図形を結ぶ矢印なら、「オートシェイプ」→「コネクタ」で引けます。曲線の矢印もOKです。
ブロック矢印は「オートシェイプ」→「ブロック矢印」にたくさんあります。

文字を書く

ツールバーにテキストボックスが用意されています。
 

文字色変更は、図形描画ツールバーの「フォントの色」ボタンでできます。
フォントの種類やフォントサイズ変更は、上のほうにある書式設定ツールバーでできます。
テキストボックスをダブルクリックすると、フォント関係もテキストボックスの色も一括で変えられます。
私は「塗りつぶしなし」「線なし」でよく使います。

線の色・種類・太さを変える

引いた線や図形の輪郭線、テキストボックスの枠については、色や種類や太さを変えることができます。
色については、中間色の微妙な色を選ぶと、GIFで保存したときに色がつかないことがあります。

線や図形を選択しておいて、ツールバーのそれぞれのボタンを押して変えていきます。 
※線や図形をダブルクリックすると「オートシェイプの書式設定ダイアログ」が開いて一度に変更できます。

図形内の塗りの色を変える

図形の色やテキストボックスの背景色はツールバーのボタンで変えることができます。
中間色の微妙な色を選ぶと、GIFで保存したときに色がつかないことがあります。

図形を選択しておいて、ツールバーのボタンを押して変えていきます。 
※図形をダブルクリックして「オートシェイプの書式設定ダイアログ」を開いて変更してもいいです。
「塗りつぶし効果」を選ぶとグラデーションやパターンを使うことができます。

図形を回転・反転させる

手動で自由に図形を回転させて傾きを変えるときはツールバーのボタンを押します。
左右反転や上下反転や90度回すときはツールバーの「図形の調整」→「回転/反転」で選びます。
※図形をダブルクリックして「オートシェイプの書式設定ダイアログ」を開くと回転角度が数値で指定できます。


図形の位置関係の調整

線や図形の位置はドラッグで動かすことができますが、細かい移動はキーボードの矢印キーのほうがやりやすいです。

※「Altキーを押しながらドラッグ」または「Ctrlキー+矢印キー」について
「図形の調整」→「位置合わせ」→「グリッド」が押されていない場合はグリッド線(基準線)に合わせて移動できます。
「図形の調整」→「位置合わせ」→「グリッド」が押されている場合は少しずつ移動できます。

複数の図形の前後を入れ替えるときは、入れ替えたい図形を選択して「図形の調整」→「順序」、
複数の図形の位置をそろえるときは、そろえたい図形を全部選択して「図形の調整」→「配置/整列」です。

こうしてパーツをひとつずつ作っていき、すべてのパーツができあがったら、グループ化してひとつの絵にしましょう。

こちらは細胞の項目で使った画像です。大きく作って小さく縮めました。→

top  > ご質問について > 画像の作り方 > エクセル2