高気圧と低気圧

高気圧は何hPa以上、低気圧は何hPa以下、というきまりはありません。

高気圧…まわりより気圧が高いところ
低気圧…まわりより気圧が低いところ

1013hPaより低くてもまわりの気圧がもっと低ければ、それは「高気圧」の場合もあり得るのです。

大気の流れと特徴

北半球における高気圧・低気圧での大気の流れは下図のようになります。

高 気 圧 低 気 圧
・中心は下降気流
・地表付近では風は時計回りにふき出す
・いっぱんに天気がよい
・中心は上昇気流
・地表付近では風は反時計回りにふきこむ
・いっぱんに雨が降りやすい

高気圧は上からどんどん大気が降りてくるので、空気が重いイメージですね。
降りてきた大気は気圧の低いところをめざしてふき出していきます。
低気圧にふきこんだ大気はそのまま上空に向かって上昇します。
※南半球では自転の影響で、高気圧の風のふき出し・低気圧の風のふきこみは逆回りになります。

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