フレミングの左手以外で求める方法を掲示板で教えていただきました。その方法をご紹介します。これなら手首を返しても指が痛くなりませんね。
力の向きの求め方(左手を使う)
早くカンタンに求める別のテクニックです。これも左手を使います。左右まちがえないようにしてください。
電流の向き・
磁石の磁界の向き・
受ける力の向きは
すべて互いに直角です。4本の指の向き
→電流の向き
手のひらを垂直に押す向き→磁界の向き
親指の向き→力の向き
磁界や電流の向きと力の向き
下図のように、磁界の中で導線をブランコのようにつるした装置を考えましょう。
電流はP点を左から右へ流れています。磁界は上から下の向きです。
導線上のP点が受ける力の向きを左手で考えると、磁石の奥側に向かっています。
この向きに導線は力を受けて動きます。
この状態から、
■磁界の向きを変えたとき
■電流の向きを変えたとき
■電流と磁界の向きを変えたとき
について、P点が受ける力の向きをそれぞれ考えてみます。
磁界の向きだけ変えたとき 力は逆向きになった 電流の向きだけ変えたとき 力は逆向きになった 電流と磁界の向きを変えたとき 力は同じ向きになった 磁界か電流、どちらかひとつの向きが変わると受ける力は逆向きに、両方とも変わると受ける力は同じ向きになりますね。
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