どんな動物も生きていくにはエサをとらなければなりません。
それぞれがいつも食べるエサの種類によって、工夫されたからだのつくりをしています。
ここではホニュウ類の肉食動物と草食動物について、それぞれのからだのつくりのちがいをおさえましょう。

肉食動物と草食動物

肉食動物動物を食べる

草食動物植物を食べる

※動物も植物も食べるヒトやブタやクマなどは雑食動物とよばれることがあります。

からだのつくり

エサをとらえたり食べるため、またはエサにされそうになったとき逃げるためのくふうに注目しましょう。

肉食動物 草食動物
歯の形
犬歯…大きく発達している
臼歯…とがっている
臼歯…大きく発達している
門歯…発達している
目の位置
二つの目が前方を向いている

両目で見える範囲が広いので
えものまでの距離がわかりやすい

二つの目が側方を向いている

視野(見える範囲)が広いので、
外敵の姿を見つけやすい

あし 前あしにはするどいつめ
      ↓
えものをとらえるのに役立つ
ひづめがあるものが多い
      ↓
長距離を走るのに適している

外敵から逃げる必要のある草食動物の子どもは、生まれてまもなくで歩けるようになるものが多いです。

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