Ni-Cd/Ni-MH放電器

　過放電を防止できるNi-Cd/Ni-MH放電器を製作しました。

Ni-Cd電池は、一回放電してから充電しないと、充電容量が減少します。これを防ぐため、マルイからも放電器が売られています。しかし、この放電器は、基本的には電池の電力を抵抗器によって放電するだけの代物で、繋いだまま放っておくと、過放電となり、電池として再起不能になるおそれがあります。

そこで、放電中の電池電圧を監視し、一定の値を下回ったところで、放電を自動的に終了させる放電器を製作しました。

秋月電子通商のバッテリーリフレッシャーキット(1200円)を利用しました。電池を接続してスイッチを押すだけで、あとは放電終了電圧(8.4V電池の場合は7.0V)になったら自動停止します。設定を変えれば、9.6Vや7.2Vにも使用できます。

回路を筐体に収めてもいいのですが、放電中は熱を出すので、ABS板の上に固定するだけとしました。

放電器を電池に繋いだまま寝てしまっても、放電終了電圧になったら勝手に放電が止まるので、非常に便利です。製作も簡単で、2～3時間もあれば完成するので、一度作ってみてはいかがでしょうか。