四国2000系試作車TSE撮影&乗車編

ある日、某鉄道系雑誌にて、JR四国の2000系振り子式特急形気動車の試作車である「TSE」に関する記事が
出ていて、気になったのと、ちょうどかつおの旬の時期が来たので、四国へ行こう!と思いつき、2009年9月23日
(水祝)から四国へ行って来ました!

2009年9月23日(水祝) 午後4時15分

My bB暖気中♪累積走行253931キロ!
祝日なので、高速千円の制度を利用し、
まずはTSEを撮影するために愛媛県まで
フル高速で向かいます!

伊勢湾岸道大府I.C入口をシャコーンと言わし、いざ西へ!伊勢湾岸道〜東名阪道〜新名神〜名神〜中国道
と順調に走行し、神戸JCTから山陽道と思いきや、そのまま中国道を直進!
落合JCTから岡山道を通り、倉敷JCTから瀬戸中央道(瀬戸大橋)経由で四国に上陸。
坂出JCTから高松道、川之江JCTから松山道を西へ向かい、内子五十崎IC出口を通過。
以前キハ58系を撮影したポイントが草が伸びていたため断念しましたが、ロケハンをした結果
カーブで障害物が無いよさげなポイントを見つけ、TSEを狙いました。

SA PAめし

中国道赤松PAの「赤松ラーメン」です。
あっさりしょうゆ味のスープで、チャーシュー、
ねぎ、もやしとシンプルなラーメンでした。
高松道豊浜SAの「肉うどん」です。
こしのある讃岐うどんと甘めの味付けの牛肉、
薄味のつゆが絡んでいい感じです♪

TSE撮影編

内子線喜多崎-新谷間で撮影した、特急宇和海
2号に充当される2000系試作車「TSE」です。
昭和から平成に変わったばかりの平成元年
1月に登場の世界初の振り子式の気動車
で、車齢20年!
手前が貫通型先頭車の2101、中間車2201、
奥が非貫通先頭車2001の3両編成です。
量産車を組み込むこともあったようですが、
基本的に登場時のこの3両のまま運用に入り
ます。
ちなみにTSEは「Trans Shikoku Experimental
(四国を駆け巡る試作車)」の略だそうです。
あいにく曇りでしたが、まあまあの絵面を
撮影できました。

このあとは国道56号などで高知県土佐清水市を目指しました。

道の駅宿毛に立ち寄りました。 道の駅からは、このように海が見えます♪

足摺海底館

以前スルーしてしまった、土佐清水市の竜串
海岸にある「足摺海底館」に行ってみました!
入場料大人900円です。
駐車場から向かう途中で見た竜串海岸の絵面
です。
周りには長年波に侵食されてできた奇岩が! 中央の長い岩は「鯨の昼寝」と名付けられた岩
です。
エスプレッソの泡のようにうまそうな岩です(爆) 足元にはいかにも南国らしいハイビスカスが!
海底館本体にかかる橋からは、リアス式海岸
のような一角が見ることができます。
別の角度からは、太平洋が見えます♪
入場料を払い、浦島太郎さんの案内でらせん
階段を降りていざ海底へ!
丸く開けられたガラス窓から海底の様子が
このように見えます!
これはシマアジの群れでしょうか? ガラス窓のすぐそばまでハリセンボンさんが
来ています。
背びれの長いエンゼルフィッシュさんです。 これも南国っぽいお魚さんですね。
タテジマに尾ひれが水玉模様のタイの一種
でしょうか?
ブダイの一種が小さな魚と戯れています。
約1時間海底の様子を見学したあと上へ。
このあたりは映画「歌姫」のロケ地だったよう
です。
2年前平成19年8月2日の台風5号が接近した際
に海底館が高波にのまれそうなところを撮った
絵面です(^^;

足摺海洋館

足摺海底館のすぐ近くの「足摺海洋館」にも
行ってみました!
入場料大人700円で18歳以下無料です。
まずはウミガメの水槽で中途半端な大きさの
ウミガメさんを上から激写!
大水槽では、クエなどのハタ科の魚がいっぱい
で、どれもうまそうでした♪
それにしても、ムッシュかま○つ氏に似ています
ね(爆)
堂々と泳ぐナポレオンフィッシュ。 刺身にするとうまいカンパチさんたちも♪
えさの時間には、生きるためのバトルが見られ
ます。
続いて個別水槽コーナーへ。
緑と赤が印象的なモンハナシャコ。
目がピョコーンと上に飛び出たアサヒガニ。 鮮やかな黄色のタツノオトシゴ。
座布団のようなマンジュウヒトデ。 アンモナイトの生き残りのようなオウムガイ。
うつぼさんたちが筒の中に入居しています。 入居できなかったうつぼさんたちが下で
スネています(爆)
あゆラー?のうつぼさん(爆)
ピンで水槽に入れられていて、長さは2M超
ありました(゚o゚)
岩のようなオニダルマオコゼ。
動きが遅いタカアシガニ。
右のカニさんは脚が1本折れているせいか、
ヘタり込んでいます(^^;
撤収前に相方を撮ってみました♪
数日前に全国オフがあったため、きれいな
状態をキープしていました♪

トオルマの夕日

足摺海洋館を出て、年に2回見られる、珍しい
「トオルマの夕日」を見に行きました。
毎回付近で地元の方がテントを張って、特産
品などを売っていたのですが、平日だった
ためか、何もありませんでした(^^;
以前はこんな立派な看板は無かったです(^^;
中央の洞窟の奥から、太陽からの光の筋が
伸びて来るのです。
半年前同様、今回も見ることができました!!
最大でこれぐらい光の筋が伸びました!
でも春バージョンの方が空気が若干澄んで
いていいかも?(^^;

トオルマの夕日を見たあと、予約していた、近くにある私行きつけの民宿「青岬」さんに行きました。
半年ぶりで今回が7回目です。

民宿 青岬編

到着してすぐに外の様子を撮ってみました!
この日は私を含めて3組の宿泊のようです。
前回は16疊の大部屋でしたが、今回は8疊
の部屋で、しっくり来る広さでした(謎爆)
前回は19個もあったハンガーでしたが、今回は
4個と適度な量でした(謎爆)
テーブルの上には、いつものように「足摺せん
べい」が置いてありました。
風呂に入ったあと、お待ちかねの夕食です♪
青岬さんオリジナルの「イカの丸煮」です。
普通、煮たイカは箸で切れませんが、この通り!
全然力入れていないのに簡単に切れます♪
「獲れなかったらごめんね」と事前に言われて
いた、土佐清水港で水揚げされる「清水サバ」が
無事に獲れたようで、刺身で出てきました♪
他にはオクラの煮物や酢の物、押し寿司など。
今回も特別に2000円分でかつおのタタキを
お願いしていました♪
てっきり「戻りガツオ」だと期待していたら
「まだ戻りガツオじゃなくて、そのへんで年中
獲れるカツオなのよ」と言われました(汗爆)
こちらも毎回楽しみな「ウツボの唐揚げ」です♪
淡白でサクサクな食感がたまりません♪
焼酎サーバーの横に置いてある、黄色い箱に
入った「山柚子リキュール」が気になり、しかも
「これはうまい!」と書いてあったのでイって
みました!
「山柚子リキュール」がロックで出て来ました♪
てっきり女将さんおすすめかと思ったら、
「実はまだ飲んだことないのよ」ですって(爆)
甘酸っぱい味わいかと思いきや、甘ったるい
味わいで、気に入ったら購入して帰ろうと
思っていましたが、見送りました(汗爆)
山柚子リキュールがあっという間に無くなり、
高知名産の栗焼酎「ダバダ火振」が売り切れ
だったので、芋焼酎にしました。
中身は「鉄幹」ということでしたが、芋の風味
豊かで、まろやかでおいしかったです♪
隣のテーブルで食事されていた、今回で6回目と
いう横浜からのHさん夫妻と話が盛り上がり、
途中から女将さんも参戦し同じテーブルで話を
していたら、女将さんが清水サバのアラを焼い
てあげる!ということで出てきました!
腹のつながっている部分の脂がジューシー
でたまりませんでした♪
このあと夜10時頃まで話をして就寝しました。
翌朝は素晴らしい天気♪
この日はTSEに乗車するために愛媛県松山市
に向かいます!
チェックアウトをして、民宿からすぐのヘアピン
カーブから見える景色です♪

竜宮神社

青岬の女将さんおすすめの絶景ポイント「竜宮
神社」に行ってみました!
民宿から車で10分程度です。
木の生い茂る参道を歩くこと10分、このような
絶景が広がります!
中央の緑の部分に鳥居がありますがお分かり
でしょうか?
途中から見た景色です。 横を見ると、臼碆(うすばえ)灯台が見えます。
参道の終点からは、このように太平洋が
見えます♪
こちらが竜宮神社です。
漁の神様ということでしたが、消費税込み
105円を入れて、旅の安全を祈願しました。
望遠で寄ってみました!水が澄んでいて
たまりません♪
歩いて来た方を振り返ると、こんな感じです(^^;
駐車場に戻った時には汗だくでヘトヘト
でした(^^;;

四万十川の沈下橋

途中で四万十川に架かる沈下橋を発見! 6豚、いや、6tまでイケるということで…
沈下橋に相方を載せて撮ってみました(爆)

順調に下道を走行し、夕方には愛媛県松山市に到達!予約していた「東横イン 松山一番町」さんに
チェックイン!少しまったりしたあと、TSEに乗車するため、市電でJR松山駅に向かいました!

TSE乗車編

宿の最寄りの電停からJR松山駅へ!
これは反対の道後温泉方面行きです。
なかなか年季が入って味がある車両ですね♪
市電に乗っていると、途中で「只今踏切待ちを
しております」との放送が!
えっ!?市電が踏切待ちってどういうこと?
と窓から前方を見たら遮断機が降りています!
すると、伊予鉄道の電車が超低速で横切って
いきました!
どうなってんの?ということで、翌朝チェック
することに!
そうこうしているうちにJR松山駅に到着!
怪しい雰囲気の駅前。
乗車券、特急券を買って改札内へ!
すると、ホームの先の貨物駅で、EF65形0番台
最後の原色4両のうちの1両である103号機が
入換待ちをしていました!
数年ぶりの対面で思わず撮影!!
8000系振り子式特急形電車です。
リニューアル工事後の塗色です。
発車5分前にTSEが入線しました!
隣のホームから編成を撮影。
松山19時31分発特急宇和海21号宇和島行き
に充当されます。
この列車に終点宇和島まで乗車します。
編成を撮影してからすぐに乗車しましたが、席が
埋まってしまい途中までデッキで過ごすことに(^^;
これはデッキから撮った最後部2101の運転台
の様子です。
20時53分定刻に終点宇和島に到着。
宇和島駅前の様子です。
再びTSEに乗るために乗車券特急券を買って
改札内へ。今度は下り方から編成を撮影。
宇和島方先頭の非貫通先頭車2001。
普通車で一部指定席車です。
ヘッドマークがありません。
展望車のように見えますが、実際は運転台の
後ろにデッキがあるので、あまりおすすめ
できません(^^;
今度は先頭になる松山方先頭2101側から編成
を撮ってみました。
宇和島滞在たったの20分で松山に帰ります。
TSEが充当される宇和島21時13分発特急
宇和海28号松山行きで終点松山まで乗車
します。
先頭の2101に乗車しました。
車内はこんな感じです。
帰りのきっぷです。 車内の壁には、1990年の鉄道友の会のローレル
賞受賞のプレートが貼ってありました!
22時36分定刻に松山に到着。
2000系量産車との並びを撮影。
どちらも貫通型先頭車の2100形ですが、
全然違いますね!
アンパンマンカラーの素敵な車両です。
違う芸風のアンパンマンカラーの車両も。 なんと、22時で松山の市電が終わっていて、
宿まで近いだろうと歩いて帰ったら、30分近く
かかってしまいました(^^;;
宿に帰って、家から持参し、冷やしておいた
オリオンビールと宇和島名物じゃこ天で
軽く飲みました。
チェックインの前に買っておいたブリなどの刺身
もイッときました♪
締めはハタダ本舗で買っておいた、栗タルトなど
お菓子5種も食べて就寝しました。

翌朝チェックアウトをし、前日気になった、伊予鉄道と市電の平面交差の場所を見に行きました!

伊予鉄道と市電の平面交差

ここが前日たまたま遭遇した、伊予鉄道と市電
が平面交差する場所です。
このように複線同士が平面交差しています!
線路の交差部分に寄ってみるとこんな感じです。 そうこうしているうちに、踏切が降りました!
確かに市電が踏切待ちしています!
伊予鉄道の電車が超低速で横切ります! ちなみに、架線の交差部分はこんな感じです!

伊予鉄道と市電の平面交差をチェックしたあと、土曜日ということで、高速千円の制度を利用し、フル高速で帰りました。
帰りは明石海峡経由で帰ろうと思い、徳島道経由で向かいましたが、リサーチ不足で、途中一般道に出てしまい
余分に千円かかってしまいました(ToT)

神戸淡路鳴門道大鳴門橋の絵面です。 神戸淡路鳴門道東浦I.C付近です。
個人的には激アツな地名です(謎爆)
淡路SAで昼食です。 昼食はたこめしと明石焼、うどんです。
決してセットではありません(爆)
やはり関西は粉モンですな♪
昼食後に付近を撮影。
これは明石海峡大橋です。
望遠で狙うと明石や神戸の街並みが見えます。
付近には観覧車が!日本人は何かと観覧車が
好きですな〜(^^;
明石海峡大橋での絵面です。

2009年9月26日(土) 午後4時45分

無事に四国から帰還しました!累積走行
255589キロ!今回は1658キロ走行でした♪

以上で四国2000系試作車TSE撮影&乗車編のレポは終わりです。
鉄道ネタやB級スポットネタ、グルメネタなどがあり楽しめました。
次回レポもお楽しみに。