高知幻の夕日鑑賞ツアー編

高知、足摺岬の近くで、年に2回しか見られない珍しい夕日があるらしい。
毎年春分の日と秋分の日の前後4日間程度しかみられないという。
2008年秋は残念ながら見られなかった(過去レポ:さよなら四国のキハ58系乗車・撮影編を参照)ので、
今度こそは見れるといいな…と思い、幸運にも休みが入ったので、2009年3月17日(火)から
四国、高知へ行って来ました!

2009年3月17日(火)午前11時36分

My bB暖気中♪累積走行234443キロ!
今回はフェリーは使わず、瀬戸大橋を渡ろう
と思い、とりあえず岡山県の瀬戸中央道
児島インターまでオール下道で向かいました。

上野市にて

名阪国道を降りてしばらくして、来来亭上野店
さんでランチ♪
ラーメンと、ランチタイムでごはん大が
無料だったのでイッときました♪
来来亭を出てしばらくしたら、気になる看板が…
これって「うちには風呂が無いんです!」
のところでは…?(謎爆)

適度に渋滞に巻き込まれつつも、順調に走行し、日付が変わる前には児島インター付近に到達。
しかし、付近には水島工業地帯があり、なかなか激アツな絵面だったので、バルブ撮影することに!(爆)

水島工業地帯

まずは何のプラントか忘れましたが、三脚立て
て撮影しました♪
別の角度からも♪ジャパンエナジーの石油コンビ
ナートです♪
シャッターを開放し過ぎたのか、何だかめっちゃ
明るくなってしまいました(^^;
望遠レンズに切り替えて寄ってみました♪ 有毒ガスを燃やして処理しています!
これは三菱化学のプラントだったっけな…(^^; こちらは旭化成のプラントです♪

水島工業地帯の撮影に思った以上に時間を使ってしまい、当初、瀬戸大橋のみ高速の予定でしたが、
オール高速になってしまいました(^^;
なお、直接高知には行かず、九州の某所に用事があったので、愛媛県西部の三崎港へ行って、フェリー
で九州に渡ることに。
瀬戸中央道〜松山道大洲インターで降り、国道197号経由で三崎港に行きました。

ちょっと九州へ…

三崎港には午前7時前に着きました。
約1時間10分かけて大分県の佐賀関港を
目指します。
車を載せて往復すると、1万5千円ほどかかる
ので、相方を港で留守番させて、私だけ
乗船し、バスと鉄道を乗り継いで某所へ
行きました。
これは行きに乗った、ニュー豊予号です。
用事が済み、帰りに乗った、485系特急にちりん
号です。
クロハ481-5以下5両編成。
行先表示器を撮ってみました。 側面のロゴです。車番はクモハ485-1。
モハ485形に運転台を付けて先頭車化された
車両です。
ん〜確かにドアが中途半端な位置にあり、
不自然なので改造車と分かりますね。
小腹が空いたので、大分名物とり天をイッとこう
かと思ったら、売り切れだったので、「冠地鶏」
という鶏の炭火焼をイッときました♪
焼き過ぎていないので驚くほどジュースィ〜♪
歯ごたえも適度にあって大満足♪
皮もおいしかったです♪
佐賀関へ向かう途中のバスの車窓から見えた
素敵なタンク群です♪
望遠レンズに切り替える前に見えなくなって
しまいました(;_;)
佐賀関港に着き、しばらくすると、三崎港行きの
フェリーが到着しました。
帰りはニュー豊予2号にお世話になります。
接岸し、ア〜ンと口が開いて中からトラックや
車が出てきました。
なお、折り返し三崎行きは、車の積み残しが
あるほど混んでいました。
佐賀関港を出港しました!
港の近くの島に素敵な工場が!
「日鉱製錬」と書いてあります。
山から直接煙突が出ているように見えて
島全体が工場のようでした!
別の角度からも♪船が接岸していて荷の積み
降ろし作業中のようですね。
途中で見えた島です。
人が住んでいる気配が感じられません(^^;
なお、この時船内のテレビでは、WBCの日本
対韓国戦がやっていて、乗客全員がテレビ
に集中していました(^^;

佐賀関から約1時間10分で無事に三崎港へ到着。相方と再会し、せっかくなので、三崎港直営の店に
「岬サバ」を食べに行きました。
「岬サバ」とは、全国的に有名な、佐賀関の「関サバ」と同じ海域で獲れるサバで、三崎港へ水揚げされる
ものが「岬サバ」と呼ばれています。
モノが一緒でも、関サバより若干安いので、お得なんです♪

岬サバ

岬サバの刺身です♪
どうですこの絵面!おいしそうでしょ?
豊予海峡の荒波で鍛えられたのか、歯ごたえ
が尋常ではありません!
プリップリです♪
今までで食べたサバの刺身では1位でした!
これで約1500円します(^^;

岬サバを食べていたら、いつの間にかだいぶ日が傾いてきました(^^;
この日のうちに高知に行くのは無理なので、三崎から約70キロ離れた、宇和島で泊まることに。
予約していた「宇和島ターミナルホテル」さんに向かいました。
なお、駅前で駐車場無料で1泊4700円(冷蔵庫無し)とリーズナブルなお宿でした♪
宿に着く手前でスーパーに寄りつまみを仕入れ、部屋呑みすることに!

宇和島で部屋呑み

まずは半額でゲットした豚しゃぶをアテに
家から持参した呑みかけの焼酎をイッと
きました♪
宇和島と言えば「じゃこ天」です♪
3枚で79円と驚愕のプライス!!
思わず2組ゲット♪
こちらのコロッケは3枚で99円!! これは鰆(さわら)の刺身♪
愛媛では「さごし」と呼ぶそうです!
さすがに春の魚だけあって、脂が乗っていて
クリ〜ミ〜な味わいで大満足♪
これはブリの切り落としです。
実は切り落としこそ、おいしい部位が多く
入っていて、安くて狙い目なんですよね♪
締めはフカの湯引きです。
そうです!あの「フカヒレ」のフカですよ〜。
身はほとんどくせは無く、皮の部分がプルプル
でコラーゲンたっぷりな感じです♪
酢味噌でいただいたらおいしかったです♪

翌朝9時前にチェックアウトをし、土砂降りの中、国道56号を西へ走り、高知県を目指しました。

道の駅宿毛(すくも)の「だるま夕日」の写真
と相方。
だるま夕日も一度肉眼で見てみたいものです。
その後、旧大正町の「無手無冠」さんを目指し
ました。
途中で微妙に咲いている桜の木があった
ので相方と撮ってみました。
栗焼酎「ダバダ火振」で有名な「無手無冠」さん
です。ダバダ火振5合瓶1本を購入し撤収
しました。
その後適当に走り、旧大方町の道の駅「ビオス
おおがた」で「サメの湯引き」が売っていた
ので思わずゲット!
鶏のささみのようでおいしかったです!
これで200円と激安です!
ブリの刺身もイッときました!
これも200円と、ありえない安さ!!
鶏めしも250円と激安激ウマでした♪

天気が悪かったのでどこへも寄らず、この日予約していた、土佐清水市の私の行きつけの民宿「青岬」さんへ
行きました。2008年9月以来、半年ぶりで通算6回目です。

民宿「青岬」さんにて

まず部屋に案内されてびっくり!
なんと、1人なのにありえない広さ!
畳を数えたら16畳ありましたよ〜(爆)
宴会場かと思いましたよ( ̄m ̄*)プププ…
ちなみにソフトバンク携帯は終日圏外でした
(^^;;
分かりますかね?
エアコンが部屋に2台あります(爆)
そりゃ〜1台じゃ効かないですわね〜(笑)
ハンガーを数えたら1人なのに19個も!(爆)
どれを使おうか迷っちゃう♪(激爆)
早く着き過ぎて夕食まで時間があったので
部屋で呑むことに!
昼間無手無冠さんで入手した「ダバダ火振」
をさっそく開けちゃいました♪
栗の風味と雑味の無い呑み口に大満足♪
いつも出される「足摺せんべい」です。
焼酎にも意外に合います♪
近くのスーパーで買った「窪川牛のたたき」
と「鶏の竜田揚げ」もアテにしました♪
肉コロッケとミニハンバーグも。
夕食前に4合ぐらい呑んじゃいました(爆)
さて、お待ちかねの夕食です。
今回は1泊7000円のコースにしました。
まだ一部出ていない料理もありますが…(^^;
ここの名物料理「イカの丸煮」です。
煮ると固くなってしまうイカですが、なぜか
箸で切れちゃうほど柔らかいんです!
コース外で、特別に2000円分相当でかつおの
たたきをお願いしました♪
コースの分と一緒に盛り付けられているので
3人前ですかね?
毎回日替わりの、刺身盛り合わせです。
この日はアジとブリでした♪
毎回出る「ウツボの唐揚げ」です。
その淡白な味わいは何度食べても飽きません♪
翌朝は前日の雨がうそのように晴れました♪
これは夕日期待できるかも…。
前日悪天候で撮れなかったので、帰る前に
青岬さんを撮影。

午前9時頃に青岬さんを出発。夕日を見るまで時間があるので、適当に国道321号を宿毛方面へドライブ。

海を求めてドライブ

青岬さんを出てすぐのヘアピンカーブから見える
景色です。何度見ても変わらない景色です。
少し寄ってみました♪
エメラルドグリーンな感じが何とも言えません♪
適当に走っていたら、叶崎(かなえざき)」とい
うところがあり、寄りました。
来た方向の景色です。
反対の景色です。 近くに叶崎灯台がありました。
四国最南端の足摺岬灯台よりも先にできた
灯台らしい。
灯台の先に怪しいけもの道が!!
引き寄せられるように先へ進みました。
けもの道を抜けたら、太平洋が!!
地球は丸いと実感できます♪
下を見ると結構な高さです(^^; 横も断崖絶壁です。落ちたらあの世です(^^;;
少し離れたところから叶崎灯台を見てみました。 すぐそばの海です。海の色のグラデーションが
何ともいえません♪
結局宿毛市街までドライブし、再び土佐清水
方面へ戻りました。
その途中の地点からの景色です。
少し近づいてみました。
刺さりそうな岩が素敵…♪
ここは竜串(たつくし)海岸の近くの海です。
よく見ると怪しいものが…。
望遠レンズに切り替えてみました!
これは竜串海底館の展望塔です。
竜串海底館付近の海岸です。
長い年月をかけてできた奇岩がたくさん
ありました。
別の角度からは、先ほどの展望塔が見えます。
その後、四国最南端の足摺岬へ!
足摺岬灯台です。
最南端からのオーシャンビューです♪

足摺岬を見たあと、行くところがなくなり、幻の夕日が見えるスポットへ行きました。

トオルマの夕日

ここが、年に2回しかみられない幻の夕日
「トオルマの夕日」が見えるスポットです。
何と、午後2時過ぎに着いてしまいました(爆)
一番乗りだったのでベストポジションゲット♪
中央の洞窟の向こう側から、夕暮れ時に
光の筋が延びて来るそうです!
夕暮れまで約4時間もあるので暇で暇で…(^^;
三脚だけを残して時折周辺を撮ってみました。
奥の建物の左側に、写っていませんが、
地元の方たちが食べ物や農産物などを
テントを設置して販売していました。
待つこと約3時間半、午後5時49分頃、洞窟内に
光が差し始めました!!
洞窟をアップにすると、こんな感じです!!
周りでは歓声が上がっています!
午後5時59分頃、さらに光の筋が延びて来ま
した!!
午後6時03分頃、さらに光の筋が延びます!! 午後6時09分頃、ちょっと光が弱くなって来ました
が、まだまだ光の筋が延びます!!
午後6時10分、かなり光の筋が延びましたが
これが限界か!?
そして午後6時18分、完全に見えなくなり、幻の
夕日鑑賞会は終了しました。

365分の2の奇跡

私が選んだベストショットを特別に拡大してみました!
これを見るためだけに、ここへ来たんだ…
神様って…いるんだね…

約30分の間でしたが、時間が過ぎる度に光の筋の長さが変わったり、波の影響でキラキラ光ったりで
超感動的でした!!(T∇T)
やはり肉眼で見たら格別です!!
なお、余談ですが、私の隣に
テレビ朝日の「ナニこれ珍百景」のカメラが来ていて
微妙に私が写っているかもです!
もし番組を見られた際は、「トオルマの夕日」のコーナーがあれば要チェックです!!
この後、下道で徳島まで走り、この日から四国に架かる3つの橋がETC取り付け車は1000円
だったので、鳴門インターから神戸の垂水インターまでシャコーンと言わし、垂水から再び下道で
帰りました。

2009年3月21日(土) 午前8時21分

無事に高知から14時間で帰還しました!
累積走行236268キロ!
今回は1825キロ走行でした♪

以上で高知幻の夕日鑑賞ツアー編のレポは終わりです。
最近凹むことばかりで精神的に参っていましたが、生きていれば、たまにはいいことがあるんだなと
改めて思いました。
年に2回の奇跡を目の当たりにできて幸せでした。
また機会があれば見に行きたいと思います。
次回レポもお楽しみに。