2006年3・4月

 南へ / カラシン
 久しぶりにラクムアンを探しに南へ行ってきた。
 南はプーケット周辺と深南部の3県(パタニー、ヤラー、ナラティワート)が残っているが、深南部の3県は事件、事故に巻き込まれてはかなわないので今回は見送る事にする。
 バンコクからハジャイまで寝台で行き、その後タラタラと北上するというまことにアバウトな計画ともいえない計画で行くことにし、まずはバンコクへ。
 バンコクの中華街をぶらぶらしているとお化けが二匹、フォアランポン駅構内にこんなの以前からありましたっけ?

 フォアランポン発15:15 ハジャイ着07:15の列車は定刻に発車と言いたい所だが15:50に発車、ハジャイ着08:45、ま こんなものか。
 ここには政府の観光案内所(TAT)があるので行ってみるがハジャイの市内図ぐらいであと使い物になる地図は全くなし。
 しかたがないので各地の地図は諦めて時計台の所からソンクラー行きのバスやらミニバスなどが出ているので歩いて行く。
 ハジャイは過去何度かひどい洪水に見舞われていて、その時水はここまで来ました標識が何箇所かある。

 ソンクラー行きのミニバスの運ちゃんにラクムアンの事を言っておいたのでその近くで降ろしてもらい、難なくラクムアン発見、その後「古い壁」だの見ながら 以前あった駅の跡に行く、以前の駅舎は市場になっており駅の面影はない、外にある駅名表示がなければ全く駅だったとはわからないだろう。

 さて、まだ昼をちょっとまわったぐらいだし今日はサトゥン泊まりにしよう、ハジャイに引き返してサトゥン行きに乗り換える、サトゥン着17:00。

 ここは以前通り過ぎた事があるだけで町は知らない、ホテルの方向を訊いてそちらの方にブラブラと行くと郵便局があり、切手では見た事があるが実物は初めてというポストがあった。
 実はラクムアン、三輪車、時計台の他にもポスト、街灯、道路標識等も集めているのでそのうちに公開する事にしよう。
 ホテルにチェックインしてそこの主人にラクムアンの事を尋ねたらここにはないとの事、残念。

 夜、そのホテルのそばに出現する屋台でカオモッカイを食べていたら、向かいのテーブルに年寄りフランの夫婦が来てそれぞれパッタイとナマズの焼いたのを食べているのを見て、以前タイの島でやはりフランの男2人がそれぞれ4〜50Cmはありそうな魚料理を食べていたのを思い出し笑ってしまった。
 その事をトランの義理の妹に話したら、そうなのよねフランはシェアして食べる習慣がないからね、私も見た事あるわよ、2人してそれぞれトムヤムとカオパット食べてた。
うーーーー、それ見たかったな。
 これとカオパットをそれぞれ食べてる所。
 翌朝さっさとトランへ、って言っても普通バスなので4時間もかかってようやく到着、バスを降りたところにバンコクから夜行寝台で来た知り合いから電話がありトランへ到着との事、2時間遅れだそうだ。
トランで見た車のナンバープレートとトランの公園でやっていたフードフェスティバルにて焼きワニ(一串25バーツ)

 トランのラクムアンはカンタン方面へかなり行った所にあるらしいのでカンタンへ行く途中に寄る事にする。
 別にカンタンに何があるわけでもないのだが今回南に来るついでにタイ国鉄全線乗車計画を立てた。

 タイ国鉄はバンコクを基点に主なものは北線チェンマイ、ノンカイ、東線アランヤプラテート、西線カンチャナブリ方面でナムトク、南線スンガイコーロクやマレーシアのバターワースがある、南線は途中でカンタンまで行く線がある、この中でまだ乗った事のないのはトランから終点のカンタンまでだけなので今回それに乗るというのも計画に含まれているのだ。
 そういう訳でトランのラクムアンに寄りカンタンまで来た、ここの街灯はなかなかの物だと思う。
 トランのパクメンビーチにはジュゴンの銅像なんかもあってジュゴンがいるらしい。
 まあ、その他にたいして見る物もないらしいので、列車に乗ってトランへ帰る。

 さて、次の目的地はクラビー 、トランのバスターミナルからプーケット行きで2時間程、ここもラクムアンは難なく発見。
 町をブラブラしていてたまげた信号機を発見、四つ角なので4人いる、 一体誰が立案してこんな物を作るのか?
 パンガーのソンテオの助手席にいたオオトカゲ、車に轢かれたって運ちゃんは言ってたけど、轢かれた様子はなかったな、動かなかったけど。 今夜食うんだって言ってた。

 プーケット、パンガーも済ませると次なる目的地はスラタニー、ここには何があるかというとタイ国鉄ですよ。
 スラタニーから西のキリラットニコムまでの線がある。
 スラタニー の駅で訊くと一日一本、スラタニー発16:55、キリラットニコム発06:??、16:55で行って(列車は1時間程)バスかなんかでスラタニーへ帰ればいい、でもまだ3時前だしあと2時間もあるので駅を出た、出た所でキリラットニコム行きのミニバンの運ちゃん連中に会い色々と訊いてわかった事は、キリラットニコム発スラタニーって車(バスも含めて)は18:00で終わりって事だった、それにキリラットニコムにはホテルだの宿泊設備はないとの事、あとは車をチャーターしてキリラットニコムに迎えに来てもらうくらいしか考え付かない、残念ながらそんな事にお金をかけたくないからタイ国鉄全線乗車計画は頓挫。
 こうなると次の目的地クラブリ(クラ地峡)だけど、今からではちょっと遠い、「地球の・・・」を見るとスラタニーの郊外シュリーヴィジャヤ帝国の面影を残す町としてチャイヤーってのがあったのでそこへ行く事に。
 どこに面影があるんだかわかんない町で唯一のホテル。
 6時頃には表の戸は閉められて裏から出入りする、裏には鉄筋コンクリートの小さなホテルがある、ここのお寺で毎月1〜10日まで何かがあるそうでそれにフランが群がってるみたいで、道路に面した向かって右端の一部屋しか空いていなかった。

 翌朝早くシュリーヴィジャヤ帝国の面影を残すホテルを出てクラブリ へ向かう、まずはチュンポンまで、そこからソンテオで1時間程でクラブリ到着、小さな町なので一周してマレー半島の一番狭まるクラ地峡へ。
 船が運ばれていた。
 クラブリの薬屋にあった車「どこ製?」って訊いたら、「自分で作った」って答えだった。

クラ地峡

 途中こんな物↓を見ながらホアヒンへ、ホアヒンの駅舎、王族等の別荘やらがあるので立派

 

 ラブリにある何だかわからない物、列車から見ていていつも何だろうと思っていたが、そばに来たのは初めて、だけれどやはり何だかわからない。

 スパンブリ にあった塔、高さ103mで70mぐらいのところに展望台がある、ガイドのお姉さんは30数キロ先まで見えると言っていたがそんなには見えなくてもいい、だってそんな先までは町がないんだから。
 スパンブリのお寺にいた犬、一瞬こうなった訳ではありません、スパンブリの犬はちゃんと上を向いて寝るのです。

スパンブリの街角で整列しているニワトリ達

サラブリのTシャツ

カラシン県

 今日は日帰りでカラシン県のクチナライという所へ行く、理由は左の写真。
 こんな街灯がバスの窓から見えたのだ、タイには県によっては変わった街灯がある。
 その中でもこれは変わっているだろう。
 写真は「カラシンの街灯」 にあります。

 街灯の写真も撮ったし、その他あまり面白そうな物もないし時間もあるしという事でソムデット、カラシンを回って帰る事にする。
 ソムデットもクチナライ同様通りに沿って町があり市場があるくらいで何もなさそうだ、市場にカラフルな貯金箱があってドラエモンもいた。
初めて見たガソリンの自動販売機

 市場の外れで売っていた果物? ヤシの一種か? 右の写真はヤソートンで撮影した物、ヤシの実と同じように剥いて中身を出して売っていた。

 今回はウドン、ノンカイ、ナコンパノム、サコンナコンと回ってきた。 ノンカイからナコンパノムまで川沿いの道を行って見た、ポンピサイという所にも行ってみたかった事もある。
 コンケンには相変わらず恐竜がのさばっていて電飾など身体に巻きつけられていたりする、コンケン駅の近くのコンケンに入る道路には立派な門が製作中だった。

 町をウロウロしていると上記ソムデットにあったガソリンの自販機があった。 歯医者の看板、わかりやすい。

ウドンの町の車関係の店先にあったホンダと足立ナンバーのバイク

サコンナコンのバスの停留所


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