新潟県産ネブトクワガタ
学名 Aegus laevicollis subnitidus |
ネブトクワガタの原名亜種は中国に生息しており、日本には13種の亜種が生息している。日本のでは本州、四国、九州および周辺の離島に生息している。
南の方面では比較的生息数も多く採取も容易であるが、北の方面に向かうほど生息数も減少する。記述での北限は山形県とされている。(さらに北にも生息している可能性アリ)
私の住む新潟県でも生息はしているが生息地域が限定されている為、ここ近年では採取例が極端に少なくWILDの採取は非常に困難とされている。
また樹液や外灯で採取された個体は産卵を終えているケースが多い為、あまり産卵数は期待できない。成虫の食性も多少癖があり、少々気難しいクワガタである。
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・新潟県産ネブトクワガタ WF1 ♂ |
・新潟県産ネブトクワガタ WILD ♀ |
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2006/07/30 産卵セットに投入 |
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先日外灯採取に出掛けた時にクワ友さんから現地で採取したてのネブトクワガタ♀を頂きました。しばらく餌を食べる事も無く心配していましたが、餌に一工夫したところ食べる姿が確認出来ましたので産卵セットに投入してみました。セット内容は小プラケースに特殊マットを底から2cmほど固詰めし、その上5cnを緩詰めしてみました。水分は底部のみ多めにしてみました。
様子を見ながら変化が無いようでしたら、セット内容を変更してみたいと思います。
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2006/09/08 ♀が☆になってしまいました |
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最近ネブトクワガタが姿を現していなかったのですが、今晩セット内を覗いてみると残念ながら☆になっていました。
しかしセットに投入後1週間ほど経過した時に小さな卵が確認出来ました。その後、先月の後半にはド初令らしき姿を3頭ほど確認出来ましたので何とか産んでくれているようです。
卵や幼虫の姿を画像に残したかったのですが、小さ過ぎて残念ながら諦めました。
幼虫の数はもう少し大きく育ってから確認したいと思います。 |
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2006/10/13 感動の産卵セット割り出し |
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最近になって常にケースの底部や側面に幼虫の姿が10頭程確認出来る状態になりましたので、本日幼虫の数を確認する為にセットを割り出してみました。
すると次から次へと幼虫が出てくる出てくる・・・数的には30頭!小プラケースの中にこれだけの数が共存していたとは圧巻です。
頭数は大満足ですので、幼虫飼育面で色々と試せそうですね。
とりあえず今回は小プラケース2つに同じマットを入れ、15頭×2にしてみました。 |
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2006/11/25 大失敗で早期蛹化 |
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ほぼ3令に加齢してきている様なので、1部を単独飼育にしてみる事にしました。
しかしケース内のマットを掘っていると丸い塊を3つ発見!これは間違いなく『繭』ですよね。思いっきり大失敗です!
これらは幼虫期間が短く極小で羽化しちゃいますね。原因はオオクワの産卵セットと一緒に管理していましたので飼育温度が高過ぎた(25℃)事でしょうね。
繭以外の幼虫は温室から出し、常温飼育に切り替えましたが、今後の成長が心配です。 |
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2007/03/18 WF1小型個体羽化 |
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年末に繭を作って蛹化していたWF1個体が少しずつ活動を開始しはじめました。
暖気の無い室内で管理していたので、もう少し寝ていて欲しかったのですが、気温の不安定さからか(?)起きてしまった様です。
しかし、もう少し寝ていて欲しいので更に気温の低い場所に移して管理していこうと思います。
ちなみに他の幼虫は大きく成長している様子もありません。飼育環境が合わないのでしょうか? |
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2007/06/24 WF1が全て羽化 |
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春頃からほとんどの新潟県産ネブトクワガタWF1幼虫が繭を作っていましたので、羽化後の活動は初夏かな?と思っていましたら、予想通り最近になっって羽化した個体が活動し始めてきました。
画像の♂は我が家のWF1群の中では大きい方の個体です。(まだまだ小さいですが)
とりあえずネブトらしい格好の個体が出てきてくれたので良かったです。
産卵セットはまた後日・・・。 |
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WF1ブリード開始 |
2007/07/22 産卵セットに投入 |
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まだ成虫の姿を見せないネブトクワガタもいるのですが、先に活動し始めた♂と♀を同居させる事にしました。
数日後には産卵セットに投入する予定です。セット内容は基本的にはWILDを産ませたセットと同じですが、幼虫飼育に使用したマットを混ぜて使用します。
絶やしたくないネブトクワガタですので、活動を始めた個体から順にセットしていく予定でいます。 |
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2007/11/03 産卵セット割り出し |
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7月からネブトクワガタを産卵セットに投入したわけですが、2週間もすると卵の姿が確認出来ましたので1ヶ月経過した時点で♀を取り出しました。
しばらく幼虫が加齢するまで放置していたのですが、多頭飼育には厳しいスペースになってきましたので割り出して小分けにする事にしました。
今後は試してみたいエサもありますので、これから準備したいと思います。 |
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