マキシムスマルバネクワガタ (タイ ドイサケット産) |
国産と同じく秋に活動をし始める外産の大型のマルバネクワガタである。
形はヤエヤママルバネに近く、大歯になると立派なタテヅノが現れる。
しかしヤエヤマとの違いは容易であり、ヤエヤマの体色は茶褐色であるが、マキシムスは黒色をしている。また体の長さはマキシムスの方が長い。
ブリード方法は国産マルバネとほぼ同じで、マットが合えば産卵数は100を超える事も多々ありますので、爆産には要注意です。
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・マキシムスマルバネ WILD ♂ 64_ |
・マキシムスマルバネ WILD ♀ 50_ |
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2005/11/11 飼育開始 |
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今秋はマキシムスマルバネの輸入個体数が多くなっていましたので、大歯型を見たさに飼育してみました。
やっぱり大歯はカッコ良いですね!
今回はWILDなので♀のみを一般的なマルバネマット(赤枯れ黒枯れブレンド)を10cm程軽く詰めた中に入れてみました。
※今回はWF1を少量採りたいのでマットは浅めですが、産卵数を増やす場合にはマットを最低20cm以上詰めた方が良いと思います。 |
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2005/12/21 ♂が他界 |
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WILD♂が☆になってしまいました。
この♂は大歯見たさに飼育をしていましたので、♀と掛け合わせる事はなかったのですが短い寿命でした・・・。
産卵セットの方は1ヶ月以上経過しまして卵と初令の幼虫の姿がポツポツとケース内に見えてきました。
♀も軽くなってきていますが、今のところ食欲旺盛なのでもう少し頑張れそうです。 |
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2005/01/20 ついに♀が他界 |
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体重が軽くなり始めてから1ヶ月ほど経過しました。♀の様子が気になりケース内を覗いてみると、ついにマットの上で♀が力尽きていました。
ケースの外からは初令WF1の姿が見えていますので、無事に子孫は残してくれたようです。
あとは産卵数が問題ですね。マットを浅めにしたので数が少ないと良いのですが・・・。 |
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2005/01/26 産卵成功 |
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産卵数を確認するためマットを掘り起こしてみました。
すると敷き詰めたマットの下部は固く詰まっていてその中から14匹の幼虫が姿を現しました。おぉ〜予想通りの数ではないですか!
少数の幼虫で胸をなでおろしている反面、数が少ないので大切に飼育していかなくてはならないプレッシャーを感じています。今後はしばらくこのまま放置して様子見です。 |
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2005/05/21 3齢に成長 |
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久し振りに幼虫の様子を確認しようとマットを掘ってみました。マット内は予想以上に糞が目立ちます。
その中から体が大きくなった2齢の幼虫が出てきました。その脇でマットがモゾモゾと動いたので掘ってみると頭の大きい3齢幼虫が姿を現しました。無事に育っていて良かったです。しかし全部掘り返したわけではないのですが、数が減っているような気がします・・・。
次回はマット交換時に数を確認してみようと思います。 |
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2006/11/22 マット補充&体重測定 |
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しばらくケース越しから様子を観察していましたが、糞も目立ち始めたのでマットを補充する事にしました。
幼虫も5月より大きく成長しており、体重を量ると最大で26gでした。
このまま成虫になると60mm半ば程度でしょうか?
70mmには程遠いですね・・・。
成虫になるまでまだ時間がありますのでもう少し成長して欲しいです。ちなみに11匹の幼虫が生存していました。 |
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2007/05/06 最後の(?)マット補充 |
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この冬場は暖気の無い部屋で管理をしてみました。室温的には最低5℃前後でしたが、マキシムスの幼虫は1頭も落ちる事無く春を迎える事が出来ました。
低温にも強いクワガタです。
幼虫の状態を確認してみると前回26gの幼虫が29gに成長していました。う〜ん成長は嬉しいですが、70mmはどうでしょうかね・・・?
ついでにマットの補充をしてみましたが、今回が最後の補充になると思います。 |
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