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教室全景
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▼入門案内
▼琵琶 Q.A.

 

 





●指導法
マンツーマン方式の懇切丁寧な指導。
錦煌会オリジナルの分り易い楽譜による指導。
基礎を重視した正しい指導。
(複数によるグループ指導、又複数による遠距離出稽古も可)
●お稽古
月二〜三回(一回1時間、曜日は予約制)
遠距離の方はご相談に応じます。
●月 謝
15,000円
児童、学生、お年寄りの方は割引き。
◆お問合せ

TEL 03−3656−3485
住所 〒 132-0025
   東京都江戸川区松江2-40-5
   コスモ新小岩プレミール304号

▲写真説明 左は教師田中錦煌、右は受講生(田端
  中学校国語教諭 阿部モヨ子さん) 
阿部先生は古典の授業で琵琶の「敦盛」を生徒に聞かせようと稽古に励んでいます。
●メール kinkou@max.hi-ho.ne.jp  ●URL http://www.max.hi-ho.ne.jp/kinkou/
(平成14年4月16日登録)

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      <琵琶を習ってみたいと思っている方に、お答えします>
Q.1

薩摩琵琶音楽の特徴は?

A.  
古典的には「語り物」として伝承されて来た「弾き語り音楽」で、単独演奏を基本としています。元々節調も楽器も武士の気質に合わせて創られており、芸風は勇壮闊達が信条です。題材は平家物語に代表される戦記物、あるいは歴史上の人物をあつかった伝記物、さらに叙事詩・抒情詩的な物、伝説、民話、お伽話等多岐にわたっております。器楽としても近年薩摩琵琶は現代音楽分野に広く用いられております。大きな撥による打楽器的・擬音的要素と薩摩琵琶固有の余韻は日本人のみならず、世界の人に親しまれています。        
Q.2  

薩摩琵琶の歴史について?

A.  

戦国時代末期鹿児島藩に起こり、主に藩内の武士間に親しまれてきました。明治初期東京に進出し、初めは情操文化の向上を目的として、上流貴族間に嗜好されました。次第に一般芸能として庶民間に浸透し、明治末期東京生まれの永田錦心が錦心流を創始して大正・昭和の初期にかけて全国的に大流行しました。戦後錦心流より出た鶴田錦史は、現代音楽の巨匠武満徹の出世作ノヴェンバー・ステップスで薩摩琵琶を世界に広く紹介しました。

Q.3  

薩摩琵琶の流派は?

A.  

永田錦心以前の伝統を固守する正派(1)、特に歌法において従来とは異なる創意を成した錦心流 (2)、同流から起こり楽器に改良を加えて特に女流向きの芸風を成した錦琵琶(3)、同楽器にさらに手を加え特に奏法において芸術性を高め従来の男性的芸風を生かした鶴田流(4)があります

Q.4

当教室の流派は?

A.  

当教室「薩摩琵琶錦煌会」は錦心流を基礎とし鶴田流の長所を取り入れた薩摩琵琶音楽です。楽器(四絃四柱、四絃五柱、五絃五柱)の選択は自由です。

Q.5  

琵琶は難しそうですが人前で聞かせるまでにはどの位かかりますか?

A.  

弾き語り音楽ですので歌も楽器も一通りの決まり手を習得すると、どの曲でも演奏が可能となります。曲を重ねるごとに深みが増します。普通一年程で温習会程度には出られます。

Q.6  

中年を過ぎましたが今からでも覚えられますか?

A.  

古典琵琶は歌が主ですから、楽器は歌が生かされれば良いのです。テクニックをあまり必要としません。それよりも気組みとか余韻、味わいを重視します。

Q.7  

子供でも習えますか?

A.  

もちろん習えます。子供さんには糸の締め込みが比較的緩やかな四絃五柱の琵琶をお勧めします。

Q.8  

楽譜はあるのですか、それはどんな楽譜ですか?

A.  

普通琵琶は口伝で楽譜らしきものはありませんが、当教室はオリジナルの分り易い楽譜を使用しております。

Q.9  

琵琶人口は何人くらいですか?

A.  

筑前琵琶を含めて全国に千人位です。

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