THE REFLEX 【ザ・リフレックス】/DURAN DURAN

1984年春、アメリカ、ビルボード・チャートで No.1を獲得した大ヒットシングル。
 DURAN DURANは80年代前半イギリスを代表するバンドでした。特に女子の人気は相当なものだった。

 この曲はイギリスを感じさせる歌詞、メロディー、雰囲気を持った傑作です。 DURAN DURANの曲の中でも特にお気に入りの一曲です。

インタビューアー 「なぜこの曲を最初にシングルカットしなかったんですか?」
メンバー 「切り札ってヤツは最後にとっておくものだよ」。

 実際にはシングルカットの際、アルバムに収められていた曲を ナイル・ロジャースによって大幅にアレンジしなおしています。 アルバム・バージョンは例のチャラララで始まるイントロはなく 若干テンポを落とした演奏です(これはこれで味があっていいですよね)。
 ナイル・ロジャース率いるシックを意識し16ビートを強調した、 ドラムとベースとギターのカッティング。 技術的な面より雰囲気を重視し、前面に出されたキーボード。 抽象的で暗示的な歌詞…、 そして何より効果的に使われたプロモーション・ビデオ。 演奏の技術に関しては 否定的な意見もちらほら見受けられましたが、 とにかく(男の僕から見ても)カッコよかった。

【訳詞大約】
今度は少し行き過ぎたな…
でも僕はこうしてヴァレンタインの日に踊っている。
誰かが僕のチャンスを盗んで危険地帯をぶらついている。
あの橋を今度見つけたら渡ってみよう また再び立ち上がるときが来た
ここらが潮時、心を決めかねている場合じゃない 救いの手を求めたほうがいいのか?

だからなぜ利用しないんだ?
打ち砕いたりしないでくれよ
時間を買ったなら失くしたりするなよ

公園でただ一人誰かを待つ“あの影”。
暗闇の中で宝探しをするのが“あの影”の役目。
それと四葉のクローバの見張り番
なんて奇怪なんだろう “あの影”のやることなすこと君を疑問符だらけにしてしまう

対訳付。
1984年
B面:NEW RELIGION(ライブバージョン)

1980's