LIFE WITH LIONS
(UNFINISHED MUSIC NO.2)

 LIFE WITH LIONS (UNFINISHED MUSIC NO.2)はJohn LennonとYoko Onoの共同名義アルバムの第2弾です。内容はアバンギャルドそのもの。古くからのTHE BEATLESのファンにはほとんど相手にされなかったと当時の批評には書いてあります。ここに紹介しているLPは僕のコレクションです。型番がEAS-80701となっており、これは日本盤で1970年代に再発されたものです。僕はこのレコードを1990年頃中古で購入しました。LIFE WITH LIONSは当時すでに廃盤か非常に入手が困難になっていたレコードでした。

 さてジャケットから見ていきましょう。ジャケットはUK ORIGINAL(僕は所有していませんが店頭に並んでいるもの)と比べた感じカラートーンが濃く、さらに若干ぼやけた感じがします。



ジャケットに写っているJohnはひどく疲れているようにも見えます。
生意気なロックンローラーだった頃や、THE BEATLESとしてマッシュルームカットでジョークを飛ばしていた頃とは別人みたいです。

 次にジャケット裏面。なんと大麻不法所持で逮捕されたときの写真を使っています。
 George Martinのコメントは「No Comment」。そしてその下にはMade in Merrie England(陽気なイングランドにかけている)との文字。


 次にレコード盤です。ZAPPLEレーベルですね。このロゴカッコよくて大好きです。Side 1には一曲しか入ってないのでかなりスペースがありますね(笑)。

Matrix No.もZAPPLE-01A

 コレクターに人気のはこんな感じです。1970年代再発日本盤は何よりもこういったところのフォントをオーソドックスにまとめてくれているので僕はうれしいです (あまり軽っぽいフォントを使ってほしくないんですよ)。

 中にはもちろん日本盤独自の解説書(歌詞カード?)がついています。しかしこのアルバムの解説は内容が内容なだけに非常に抽象的というか読んでいて疲れると言うか…



さらに内田裕也氏の意味不明のコメントが…。
キング・コングにラドンに雪男にモスラ、ですか?

ピンホールの跡

実はこのレコード、Side 1は非常に状態がいいんですが、Side 2にピンホールの跡があるので2回くらい針飛びしてしまいます(涙)。前述の通り購入した1990年頃はLIFE WITH LIONSは見つけるのが困難な時期でした(当時CDとして発売される見込みはほとんどなかったし)。でも僕は是非自分の耳でLIFE WITH LIONSを聴いてみたいと思ったのです。なのでピンホールの跡があってもどんな曲が収められているのかがわかると思い(さらに値段が手頃だったので)買っちゃいました。しかし前の所有者はレコード盤にピンで傷つけるなんて言語道断ですよ!(←だから手放したのか…)

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