沖縄旅行1日目

沖縄旅行1日目(2004/07/10(土))



JAL4691便(11:40羽田発 14:10那覇着)で沖縄へ。
彼女とは5年以上付き合っているが、スキー旅行以外でまともな旅行は2回目。
スキー旅行は10回以上行ってる・・・。
機内ではビンゴが行われ、彼女がCDを当てた。
沖縄ソングの入ったCDで旅行期間中のレンタカーでかなり役に立った。
微妙に遅れて那覇空港到着。
空港の外に出る前に日焼け止めを塗ったけど正解やった、日向やと日差しが痛い。
とりあえずレンタカー屋に行ったけどえらく混んでてなかなか車が準備されない。
三菱車やったら嫌やなぁと思いつつ、たまたま隣の席に座った
家族連れの赤ちゃん(2才くらい)と遊びつつ待つ。
この赤ちゃんが愛嬌があって目がクリクリしとって可愛かった、
お父さんはメッツ松井稼頭央風、お母さんはどちらかと言えばあっさりした顔、
この赤ちゃんはお父さん似やな。
4時近くになってやっと車が準備されて行ってみるとトヨタのヴィッツやった。
色はパールパープルでかわいくていい色や。
左後輪近くに思いっきりぶつけた後があったけど、ちゃんと走るならまあええか。
カーナビはジャパネットたかたでよく紹介されている取り外しの出来るカーナビ。
(SANYOのゴリラ)

とりあえず出発し、小禄(おろく)駅でやすと合流。
やすは2ヶ月前くらいから沖縄に移住したので、会う機会も減るし、
遊びに行くという理由でもともとこの旅行が計画されたのに、
やすはこの前仕事で東京に来とったから実は4日前にも東京で会ってる。
冗談で「久しぶり〜」と言いつつ車に乗っける。

既に夕方なのでまず宿泊先にチェックインし、それから行動することにする。
市街地はかなりの渋滞で特に立体交差がある交差点では信号が一瞬しか変わらないし、
東京と変わらない混みよう。
1年前に運転したっきりのペーパードライバーやからちょっと焦る。
宿泊先はメルパルク(旧名:郵便貯金会館)、
到着すると駐車場がえらい混んでて何事かと思ったら結婚式があったようで
ちょうど終わってみんな帰ろうとしてるところらしい。

後で駐車場に車を回しといてくれるというのでとりあえず玄関横に停める。
チェックインを済ませ部屋に荷物を置き、歩いて首里城に向かう。
首里城まで1kmちょっとなので駐車場を探すくらいなら歩いてった方が早いやろう。
既に5時やのに暑い、坂道を登ってると汗がどんどん出てくる。
途中、世界遺産の1つである玉陵(たまうどぅん)に立ち寄る。
資料館に入るとエアコン効いてて生き返る。
玉陵は琉球王国の王様である尚氏一族のお墓で
観光情報では首里城のおまけ的存在に扱われてるけど思ったよりも良かった。

玉陵からさらに歩いていき、首里城手前の売店でシークワーシャージュースを買う。
汗だくのこの状態で飲むとめっちゃ美味しい。

売店を出て首里城へ。
やすに守礼門を見るとガッカリするよと言われとったけど、確かにガッカリした。
思いっきりコンクリート舗装された上に建ってるし、後ろもすぐ舗装道路やし。
まあでもガッカリ度合いは札幌の時計台ほどではない。

守礼門前で写真を撮ってるとカップルにカメラをお願いされる。
カップルのを撮り終わったら、さっきの売店に1人だけでいた
女の子にもカメラをお願いされる。
折角なのでプロカメラマンのやすに託す。
撮り終えた後、やすは知らない人にも拘らず、とてもフレンドリーに話しかける。
やすらしいなぁと思いつつ、首里城公園内へ。
首里城公園内の売店のおばちゃんはものすごい客引き、
紅芋ソフトクリーム(ミックス)が100円だったので買ってみる。
(客引きしてなくても甘いものなら買ってたという噂もある)

首里城の中心部は既に入れる時間では無かったので入れなかったけど、
遠目に見てもピカピカ過ぎてあまりありがたみを感じられなさそう。

ちょうど夕日の時間なので公園のてっぺんまで登ると
トンボがいっぱい飛んでる、まるで僕の実家の秋の庭みたいや。
ここからの夕日の眺めは、街の向こうに海があり
その海に沈む夕日でとても綺麗やった。


首里城公園を後にし、石畳の坂道を下る。

途中「ちゅらさん」の家の外見として撮影された家があった。
僕は「ちゅらさん」をちゃんと見たことが無いのでよくわからない。
看板を見ると、この家には普通の人が住んでいるらしい。
他にも拝所と大木があるという道に反れてみるが蚊がいっぱいいたので
早々に元の石畳の道に戻る。
石畳の道では少し先にいたサンダル履きの観光客の女の子2人が
歩きづらそうにしてて、途中からはサンダルを脱いで裸足で歩いてた。
そりゃ石畳の道でヒールの小さいサンダルでは無理があるやろう。

石畳の終わりくらいにちょうど2階の窓の高さにパパイヤがなってる家があった。
収穫楽そう。
パパイヤはまだ青くて、パパイヤチャンプルー向き。
やすがやたらとパパイヤチャンプルーは美味しいというので
パパイヤチャンプルーを食べたくなった。

石畳を下りきって舗装路に出たらタクシーを捕まえて国際通りへ向かう。
タクシーのおっちゃんはなぜかやたらと咳き込みながら、
裏道ばかりを荒めの運転で進んでいく。
国際通りまで1050円。
精算時にピッタリのお金が無かったから2千円札と100円玉を出すと、
お釣りで千円札はすぐに渡されたけど
残りの50円がなかなか運転手の手から落ちてこない。
50円くらいええんやけど、感じが良かったわけでもないし、
運転も荒かったのでチップにするつもりはないので、
しっかり50円を受け取ってからタクシーを降りた。

国際通りは人も車も多くて、深夜まで開いてるお店が多くてかなりの繁華街やった。
ちょっとチャラい感じも漂ってるので渋谷に近いかな?
お土産屋のわしたショップ、キーストン、HabuBox等に入ってみる。
彼女はHabuBoxでシーサーに天使の羽が生えたかわいい絵柄のTシャツを買った。
僕はこれ以上Tシャツを増やすと収納場所が無いので自粛。

そうこうしてるうちにおなかが空いてきたので「ゆうなんぎい」という沖縄家庭料理の店に入る。
店内には芸能人のサインがいっぱいあったので有名店らしい。

フーチャンプルー、トーフチャンプルー、ラフテー、ヤギ汁、
グルクンの唐揚げ、ナーベラー(へちま)みそ煮、ジーマーミドーフ、
刺身(種類忘れた エーグヮーやったかな?)、ご飯、味噌汁、
ビール、シークヮーサージュースを頼んだ。

残念ながらパパイヤチャンプルーとヤギ刺しはメニューに無かった。

フーチャンプルーが特に美味しかった。玉子の甘さと麩の食感が絶妙。
トーフチャンプルーもそもそも使われている島豆腐自体が美味しい。
ラフテーは汁がドミグラスソースっぽくてちょっと変化球かも?
ナーベラー(へちま)は食感が微妙に違うだけでほとんどナスや。
ジーマミドーフはゴマ豆腐みたいな食感でほんのり甘い。
刺身と唐揚げは普通に美味しい。
ヤギ汁は臭いが強くて食べれない人が多いらしいけど僕は平気やった。
臭いもヤギ肉の臭いというよりも、臭み消しの為に入っとる
よもぎの臭いの方がきついくらいに思った。

彼女は臭いのきつい食べ物や見た目がグロテスクな物、食べなれてない食材を使った物は全く駄目で、
今回のメニューでもフーチャンプルー、トーフチャンプルー、ラフテー、唐揚げ、刺身しか手を着けなかった。
色んな物食べた方が楽しいのに。

値段は3人で6000円程、想像以上に安かった。

やすと明日の待ち合わせ時間を決めて、僕らはタクシーでホテルまで帰る。
捕まえたタクシーの運転手にメルパルクと言っても、
「まだ始めて1ヶ月の新人なのでわからないので住所知りませんか?」と言われる。
現地の人じゃないのかなと思って名前を見ると、「赤嶺」さんで沖縄に多い名前。
「観光客なんで住所なんてわからない」と言うと、
携帯電話で会社に問い合わせて何とか場所を把握したらしい。
走り出してもメーター上げ忘れてるし、大丈夫かいな?と心配になる。
国際通りに来た時の運転手とはえらい違いやけど、喋ってるとどうやら人は悪くなさそうや。
メルパルクに到着したら、運転手は「ここ名前が変わりましたね、
以前は郵便貯金会館という名前でした、私ここで結婚式挙げました。」と言われた。(^_^;)
料金750円、沖縄のタクシーは安いなぁ。
部屋に戻って明日の準備をして就寝。


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