イワシダイバーズ ダイブログ 2015

Philippines Malapascua Tour

2015年1月9日〜14日


今年はここ

2015年冬のツアーは昨年に続いてフィリピンです。

同じセブ島発着ですが今年は南北に長〜いセブ島の北端の沖合に浮かぶ「Malapascua is. (マラパスクア)」でした。

昨年のサンタンダー(サンタンデール)は逆にセブ島の南端付近でした。

マラパスクアはヨーロッパの人たちは以前から訪れていたようですが日本で知られるようになったのはここ数年のことでしょうか。

なんといっても、「ニタリ(オナガザメの一種)」と高確率で見ることができると知られてからでしょう。

それはともかく、マラパスクアは開発されすぎていない素朴でいい島でしたよ。

フィリピンの地図 セブ島は中央やや下
セブ島拡大地図 マラパスクア島は最上部

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マラパスクア島へは セブ島の真ん中あたりのマクタン島の空港からまずは北端目指して約3時間。

(昨年のサンタンダーへも同じくらいか空港周辺の渋滞のせいでもっとかかったかな。)

東京から伊豆までって距離感でしょうか。

高速道路はないけど、信号もない道をガンガン飛ばします。

道端にうろうろしている犬たちはよくもまあひかれずに(たまに不幸な犬もみかけましたが)いるものです。

車で3時間弱、セブ島北端のマヤという田舎町から船で30分くらい。

初日は波があったのでもっと。でも帰りはなぎであっというまに。

日本を午後に出発して、その日のうちにマラパスクアに到着です!

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翌日からダイビングスタートです!

この船でダイビング     K.Yoshimura

マラパスクア島の周辺のポイントはハードコーラルよりもソフトコーラルが豊富。

海底はソフトコーラルで覆われた斜面と白い砂地、カラフルです!

そんな景観の中をウミウシやエビ、カエルアンコウなどゆっくり生物さがしがここのスタイル。

海外というとどうも大きい生物志向になりがちですが、ゆっくりじっくり生物を楽しむのは間違いなく楽しいです。

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ガイドさんたち 

いつも笑顔のJamesさんとイケメンで人気だったRyutaくんと、アシストの坊主くん ありがとう!! K.Yoshimura

タカサゴの群れ     K.Yoshimura
毛むくじゃらオランウータンクラブ   K.Yoshimura

ピグミーシーホース  お年頃的に「私たちにはどうせ見えないし…」って言ってたけど、全員無事その姿を楽しみました(^_-)

ヒゲハギ 成魚

K.Yoshimura

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ニタリ

マラパスクアの「ニタリ」ウォッチは朝が早い!

集合は朝4:45 出港は5:00くらい。

そのポイント「モナドショール」に到着しエントリーするのは6時くらいですが、ほぼ夜明け前後。

当然海の中はまだまだ薄暗いのですが、その時間帯がニタリを見るのにいいのだとか。

クリーニングステーションになっているという水深27〜30m付近で待つとフッと尾の長いサメのシルエットが見えてきます。

今回は透明度があまり良いとは言えませんでしたが自分の目で見るには十分。

かなり近くを悠然と泳いで行ったりしました。

私たちが「モナドショール」に行く前日に行ったダイバーの方はニタリには会えず、透明度も相当悪かったとかだったので自分たちはどうかなと思っていたけど、ありがたいことに会うことができました。

結局3日間そこに行きましたが、毎回見ることができて皆さん満足満足 )^o^(

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尾が長〜いニタリのシルエットは独特  K.Yoshimura

写真は腕の悪さと早朝ダイブの暗さでブレブレ

動画はさすがのGoProもザラザラ映像ですね。

曇天だったりあまり良くない透明度なこともあるのかな。

でも心の中に残った映像は皆さんバッチリだったと思いますよ!

ゆっくり接近してきます。
近すぎて肝心の尾まで入っていない(笑)

動画はこちら


島、良かったなぁ

マラパスクア島はまだ日本人は多くないようでダイバーの多くはヨーロピアンでした。

なにしろダイビングショップが多いこと。大きくない島なのに十数軒ありました。

ヨーロピアンの間では知られた島ってことでしょうかね。

島自体、それほど開発されていなくてビーチに面してホテルやレストランが並んでいてもガチャガチャした繁華な雰囲気はありません。

2013年11月にフィリピンを襲った猛烈な台風では大きな被害が出たようですがもう傷跡は見て取れませんでした。

(というか空き地など、台風の被害のためなのか元々のものなのかわからないのですが)

そのエリアのすぐ裏には住民の生活の場があります。

サリサリと呼ばれる雑貨屋が並んでいて水や飲み物お菓子などを買うことができます。

外国、そしてフィリピンで気になる治安もこの島では心配ないくらい素朴な雰囲気。

もちろん、なんでもかんでも日本と同じと思ってはいけないでしょうが、マニラやセブ中心部、その他人の多い街中で感じる危うさは感じませんでした。

島でもワンコいっぱい    K.Yoshimura
子犬もいっぱいでかわいいこと!   K.Yoshimura

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泊まったのはここ

豪華ではないけど

こぢんまりとして必要なものは揃っていて快適なホテルでした。

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食事は朝はホテルで、ランチと夕食はあちこちのレストランへ食べに行きました。

ヨーロピアンが多いためかイタリアンが多いかな。

パスタやピザもおいしくて雰囲気もそれぞれ、楽しかったです!

マラパスクア唯一の日本人オーナーダイブショップ「ブルーヘブン」の隣には和食レストランもあって(できたばかりとか)おいしかった!

和食レストラン「彩波(いろは)にて

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2015年の冬の海外ツアー、フィリピンの素朴な島「マラパスクア」でした。

ただ、今回は、なんとしたことか風邪が流行って、結局全員風邪をひくということに…

冬のツアーは20年以上にわたり開催していますがこんなこと初めてです。

そんなわけで、ダイビングもお休みしながらの方もいたりで万全とは言えませんでしたがニタリは全員見ることができたのはなによりでした (^^)v

初めての場所、海も島も新鮮でした。

旅は出るものですね。

皆様大変お疲れ様でした!!

帰りのマヤ港にて(港?笑)

島を去る日、ブルーヘブンにて。

お世話になりました!

おわり


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