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今年も開催の海外遠征ツアー1月場所。 モルディブ、タヒチ、バリ、フィジー。そして今年はまたもやモルディブ。 この時期に良いシーズンで日程、値段もそこそこの場所と言うことでの選択。 今回の「ビヤドゥ アイランドリゾート」はずいぶんリニューアルもされず、人気の水上コテージも無い(独立コテージですらない)というリゾートです。 でも、カップルではないので部屋には寝に戻るだけ。清潔で必要最低限の部屋さえあればOKです。 それから、小さくて部屋も少ない島がモルディブらしくていいと思うのですが、今回は4部屋必要だったし、モルディブでありがちな「2人利用の部屋ならダブルベッドになります。ツインベッドをお約束できません」ってリスクもビヤドゥなら少ないし、なにより日本から予約が取りやすいのも気が楽でした。 それにダイバーのみなさん、ハウスリーフの良いビヤドゥは楽しめるはず。 ビヤドゥは南マーレ環礁にあるので、モルディブのマーレ空港に到着後、スピードボートにて約45分、その日のうちに入れます。 6日間という長くない行程ではその日のうちに入るのは大事です。 今回、昼過ぎに成田空港を飛び立って、夜11時過ぎ(現地時間)にビヤドゥに到着しました。 翌朝を楽しみにベッドに入ったのでした。 |
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ハウスリーフでダイビング ビヤドゥに到着した翌朝、さっそくダイビングの開始です。 ビヤドゥと言えば、モルディブの数あるリゾートの中でもハウスリーフの良さは良く知られています。 泊まっている部屋からすぐ近くでも極上の海がある。それがモルディブの魅力ですよね。 朝食の後、ダイビングショップに行って申し込み、スタートです。 ハウスリーフ=リゾートの島の周りの海。基本的にビーチエントリーで潜る場所。 |
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と、その前に 。 モルディブの多くの島ではダイビングをする人は最初にチェックダイブをクリアしなければなりません。 種目はマスククリア、レギリカバリ、それから総合的には中性浮力ってところでしょうか。 リゾートによってはオクトパスブリージング(以前はバディブリージング)も。 Cカード取得の講習で皆さんやっているのですが、忘れちゃいがちですよね。 ウチは…バッチリ(?)OKでした! モルディブでこの2回ほど、チェックダイブはキッチやらされます。そういう島の方針なのか、近年の傾向なのかちょっとわかりません。 担当のHiromiさん、優しくしてくれてありがとう(笑) |
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ビーチ 個人的にはモルディブは10回目、でも今回のビヤドゥは初めて再訪になる島です。前回からはずいぶん経ったので記憶があいまいな部分も多くなっています。 でも今回再認識したのはビーチの良さです。 温暖化による海水面上昇によって多くの島の砂浜が減ってきていたり砂浜への侵食を防ぐためにリーフに石垣をめぐらせて景観が落ちていたりするケースが多いのですが。ビヤドゥは石垣は無し。 しかも、砂の質が実に細かくサラサラふかふかしていて気持ちがいいんです。 すごい広いわけではないのですが、本当に気持ちの良いビーチでした。 このビーチの良さ、意外だったなぁ。。 朝の早い時間、リゾートのスタッフたちが砂浜のゴミやサンゴの欠片までをひろっていました。滞在中、ずっと裸足で過ごせるのはこんな作業のおかげなんですね。 |
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朝の早いメンバーさんの何人か。 島の周りはリーフなのですが、その浅瀬には小魚の群れが帯のように群れています。物凄い数ですね。 その小魚たちを狙って特に朝にはサメもガンガンやってきます。ロウニンアジやカスミアジもごく浅い場所まで追い回しにやってきます。サメは繰り返し波打ち際に乗り上げるような攻撃もしていたようです。 早起きすればそんなシーンも見られるってわけですね。 (昼でも小魚の群れはいるし、カスミアジやロウニンアジの狩りはやっていましたが。) |
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Biyadoo ハウスリーフはやっぱりいいね! モルディブは(島やエリアにもよるけど)ボートダイビングのポイントがみんな素晴らしいとは限りません。ドロップオフをエアーがすくなくなるまでひたすら流す(泳ぐ)ように進むってイメージもあります。 ビヤドゥ周辺には楽しいボートダイビングのポイントもいくつかありますが、それほどでもないポイントもあります(笑) しかし、ハウスリーフは昔から定評のある島です。自分もこれまで行った素晴らしいハウスリーフ(バンドス、ビラメンドゥ、ワドゥ、バタラなど)の中でも最も楽しめる場所だと思います。 エントリーは「パッセージ」と呼ばるリーフの切れ目からします。パッセージは1〜7まであります。 とりわけパッセージ1の近くは潮の当たりも抜群で素晴らしい魚影とシーンが見られます。 |
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各パッセージまでは近ければタンクを背負って向かい、遠かったり、重くて大変と思ったら器材を運んでもらいます。
タンク担当の若いスタッフに頼めば大八車(古い呼び方?)で運んでくれます。(もちろんチップは渡します) あとは歩いて行けばいいわけです。 |
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パッセージ1 「パッセージ1」から潮上方向に岩が張り出して、先端には手ごろな岩があります。そこに魚たちが集まります。 ビーチエントリーでこれだけの魚影とシーンが見られるのはなかなか無いと思います。 今回の日程中、午後ハウスリーフは流れが速い傾向にありました。とりわけ「パッセージ1」付近は激流となっていました。 初日の夕方、ダイブマスターのakinoshimaくんと2人で潜ったときには流れを遡るのはさすがに大変でしたがガシガシ先端まで行ってきました。 夕方と言うこともあってか、クマザサハナムロの大群が降っては走り、そこへカスミアジ、イソマグロがつっこむというシーンが繰り広げられていました。(釣りなどで言う夕まずめの時間のおかげ?) その後、流れに乗って流してエキジット地点に向かう途中には見る見る日が暮れ、海の中も暗くなります。エキジットの頃にはほとんどナイトダイビング(苦笑) そういえば、前回のビヤドゥツアーの際にも夕暮れダイビングしました。 |
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2日目の午後は激流覚悟でみんなでパッセージ1に行きました。
「流れに乗ってロングドリフトしてみましょう」 リーフから落ち込む斜面に出たとたんに強い流れを感じます。斜面を這うようにムレハタタテダイやブラックピラミッドなどの群れが見えます。 ゆっくり、確実に斜面を降ります。みなさん、ビックリ顔に必死の体勢。 水底につかまり、潮流を堪能です。ここまでの潮流はなかなか味わえないレベルです。とても先端方面に行ける状況ではありません、というか前進不可能。 でもそれは想定内。 しばらくした後に全員でいっせいに飛び立ち、潮流に乗ります。 途中、ダウンカレントなどを突破しながら、エキジットポイント方面に流れます。 前日、そこそこ速い流れの中15分かかった距離をこの時は見事なスピードだったおかげで7分くらいで通り抜け、あっという間に目的地のパッセージ6に到着してしまいました。 ラストは潮流のエリアから脱してケーブなどで遊んでパッセージ5にてエキジット。 海から上がった皆さん、いっせいにこの高速ドリフトダイビングに 「楽しかった〜〜!!!」 |
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ボートダイビング
結局ボートダイビングは1日に1本。3ヶ所で潜ってきました。 2本目にはナポレオンやカメ、イソマグロ、ロウニンアジ、さらにはイルカまで登場しました。でも、抑揚に欠けるダイビングに皆さん、「ハウスリーフのほうが楽しいね」との感想。 でも3本目はリーフ沿いからパス(環礁の水路)に入ったとたんにクマザサハナムロの大群がガンガン降り始め、ロウニンアジやイソマグロ、メジロザメ、ホワイトチップシャークが流れの中で登場します。後半はまたもや高速ドリフトダイビング開始。水路の中を飛ぶように流されてゆきます。 「うへー、楽しいじゃないかいかよ〜〜」 こまかいことには反応もそこそこなウチの皆さん、つくづくこういうの好きですね〜(笑) |
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2日目のボートダイビングの後半、メンバーの皆さんも言っていましたがイルカの声が聞こえていました。
でも、イルカの登場は予想していなかったので声についても半信半疑。その直後イルカが登場してくれたのでした。 うれしい予想外でした! |
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この時期、モルディブは乾季にあたるわけですが、近年は乾季でも雨が降り続くこともあるそうです。今回も事前の天気予報ではあまりよろしくない感じだったようですが、結局は良いお天気に恵まれました。 しかも、ほとんど蒸し暑さも感じず実にさわやかな素晴らしい気候でした。 終わってみれば、陸上も海も楽しかったですね〜! ダイビングは基本的に午前と午後に1ダイブずつ。あまりガシガシ潜ることを希望されないメンバーの方たち、ダイビングの合間にはビーチの木陰でのんびりしたりスノーケリングをして過ごすことが出来ました。 極上のビーチリゾートであるモルディブではこんあ過ごし方、すごくいいと思います。 楽しく元気な皆様のおかげで楽しいツアーになりました。 ありがとうございました! 毎回行き先を変えるこの1月ツアー。 またモルディブのほかの島もよし、まったく違うエリアもよし。 また是非、「冬に海外脱出ツアー」に行きましょうね! |
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おわり