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家電が壊れるということ
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買ってから半年と経っていない大型家電が壊れた。電源入らず落ちたまま。大きいばかりか重すぎるだけに修理に出しにも行けやしない。仕方がないので購入したネットショップに電話。すると「最寄の(ネットじゃないリアルな)店舗にかけなおしてください」とのこと。言われるままにかけなおす。「では、さっそくメーカーに問い合わせしてご連絡差し上げます」とこちらでもはぐらかしを食う。たらいまわしか?
待つこと約10分。メーカーから「このたびはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。さっそく修理に伺かがわせていただきます」というTELが入ったので、「ならば今日来てくれないか?」と申し出た。休日で人手が足りないので無理だという。多少のイライラはないではないが、プンプンしてても仕方がないので、平日夜に来てもらう事にし、できる限り遅くに…」という希望を述べ、2日後の19時の約束をとりつけた。
当日は急いで帰宅するも19時20分くらいになってやっと電話があり、「そちらへ行く前の訪問修理が押してまして、お伺いできるのは(午後)8時半すぎになります」という。これまたイラつく要素ではあるが、適当に掃除とかしながら待った。
結局、サービスマンがやってきたのは、20時40分頃。たった一人で、バック片手の軽装。作業員というより、ぱっと見、バリバリのサラリーマンだったのが逆に印象的だった。ネクタイ、それもなぜか黒タイをしていた。
その男は、「故障の原因はよくわからない。初めてのケース」といいながらも、フロントのパネル部分をそっくり部品交換して、元通りに使えるようにしてくれた。
そして帰り際ハガキを差し出し、「しばらくお使いになって、これでもう直ったな、と思った頃にアンケートにお答えください。こちらの対応とかも含め、感想をお書きください」などという。見ると宛て先がメーカーの社長宛。要はマズイ対応をしていたならばチクッてくれ、という話なのだろう。昨今、受け答えの対応だけは過剰なまでに良すぎるサービスは、こうした管理下のもと行なわれているのか。つまらないシステムである。とりあえず不平はなくはないのだが、「誰がアンケートに答えてやるもんか!」ということだけは速攻で誓ってみたりする。
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