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| 面倒臭がりで行こう！ |
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それゆえ、長編小説を読むのも、連続ドラマを見るのも、ロールプレイングゲームをするのも、すっかり縁遠い世界になってしまった。
そそられないどころか、苦痛にすら感ずる節がある。今更、他人が創造した絵空事に乗っかんなくてもねぇ…と思うのだ。
そんなことをする暇があるのなら、自分の頭で思考し、手足を動かしていきたい。そして旨い酒が呑めれば、なによりだ。
しかしまぁ、旨い酒を呑みたいというのであれば、文化会系方面で頑張るよりも体育会系型の発散をしたほうが、よりストレートに実感できるのは明らかだ。２〜３時間かけて納得いく出来のＦＬＡＳＨアニメを完成させたあとよりもチンタラとエアロビでもやったあとに呑んだほうが断然に酒が旨いんだもの。体が求めているってことだろう。
というわけで、ここ最近は近所の川っぺりをそれこそ歩いている人しか追い越せないようなスピードでダラダラと走っている。
たまたまなのだろうが、私の走り出す場所からは１kmごとに距離を表示する杭が打たれているので、それを目印にただひたすら走る。
本当は５kmも走れば充分だと思っているのだが、適当なところで折り返すのがこれまた面倒臭い。
だからスタートしてからキッチリ３km行った所でようやく折り返しとなる。
面倒臭がりじゃなかったら少しは人生ラクだったかも、と思うことだってたまにはあるんだよね。ああ、シンド（死語？）。
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