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日本人の学力低下が著しいらしい。特に数学というか算数…要するに暗算力。
バイト君とウシ君
そんな暗黒の時代に1500円のお買い物。レジもなければ電卓もない極めて危険な悪状況の中、販売員(男=100%フリーター)に5500円手渡す。待つことしばし。「ありがとうございましたぁ」という元気の良い声にあわせお釣りとして3000円が返ってきた。マックでは無料なはずのスマイルがここでは1000円也…!?
返す刀で「5500円渡したんだから釣りは3000円じゃないでしょ」と言ってみる。今度は「あ、そうですね」と言い500円硬貨1枚だけを追加してくれた。なんじゃそりゃ。結局、正規料金で精算できたが、バイト君はなんか腑に落ちない(状況が呑みこめていない)様子だった。まったく、もう。
「学校で習ったことは社会に出たら使わない」と言う人がよくいるが、そんなことはない。そりゃ確かに微分積分とかは滅多使わないだろうけど+−÷×ぐらいは日常的に使うだろうよ。
ここ数年、似たようなケースに何度か出くわしている気がする。不況とりわけ若い連中の就職難っていう状況は好ましくないとは思うけど、使えない人は採用できないって部分もなくはないと思うぞ。
ところで話は全然変わる。最近、牛丼屋が軒並み大変なことになっている。BSE問題いわずとしれた馬場・坂口・遠藤幸吉=ハチャメチャ3人組が巻き起こす場外乱闘が原因である、なんつって。
それにしても業界最大手の吉牛の新作ラインナップは間に合わせの愚策でしかなく、同情すらできないって感じ。
試しに麻婆豆腐丼を食ってはみたものの(サンプルの写真だけ見ればは少なくともパワープッシュのカレー丼よりは美味そうな点に期待)、ビジュアル的にも全然違う代物が登場し、ガックシした。豆腐が皮肉なことに“笑う牛”のキューブ型チーズのようなプチサイズ…小さすぎるッス。客に笑う牛を連想させてどうするよ。このチェーンの謳い文句であるはずの「はやい・美味い・安いの3拍子」はもはや封印か? 美味くもなかったし、個人的には当分出入りしないだろうなぁ。
いちばんダメージが少ないのはM屋か? ここも麻婆豆腐は美味くはないけど、カレーは美味い。豚めしも妥当な代替品だと思う。
吉牛とM屋、両者の違いは他にもいろいろある。オレンジとイエローの看板なんてぇのはどうでもいい。例えばみそ汁。前者はオプションである上にインスタントの味、後者はおまけなのにそれなりの味。そして精算方法。前者がレジでの後払いなのに対し、後者は自販機での前払い。バイト君は計算を間違うが、自販機ならそんなトラブルめったない。
以上、いろんな意味でM屋が勝ち残るであろうと私は予想する。さらば、吉牛。
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