四猿四通運動

会社で、悪口ばかり言っている人がいる。

彼と彼女は、いつも悪口を言っていて、そのくせ悪口の対象としている人の前では非常にうまく立ち回っている。

私は、その人を見て思ったんですが、

悪口は実は、ストレスの発散にならず、逆にストレスの元となっているのではないかと。

悪口は、実は、言われた人を不幸にするのでなく、悪口を言った本人をこそ不幸にするのだと。

そう思う。

もし、私のその意見(悪口が不幸の原因となるという意見)が嘘だと思うなら

どんどん、人の悪口を言いまくろう。

きっと、あなたは、不幸になる。

悪口を言えば言うほど、つきが悪くなるだろう(運が悪くなるだろう)

人の悪口を言ってばかりいるグループがある。

彼ら彼女らは、お互いを信頼できるのだろうか。

人をばかにし、人の悪口を言う者は、いつも人の評判を取り繕うことばかりに頭が行き、

自然に喜ぶことができなくなると、私は思う。

そのグループにいる人の悪口を言わないが、そのグループから少し離れたとたん、

その離れた人の悪口を言っている、そんな仲間を、本当の仲間と言えるのだろうか。

それよりも、人の良いところを見つけよう。良いところを言葉にしよう。

お互いの良さを認め合った仲間を持とう。

だから、悪口よざる運動と誉め言葉よつう運動をすすめよう。


悪口よざる(四猿)運動(四つの「ざる」運動)

  1. 悪口いわざる
  2. 悪口見ざる
  3. 悪口聞かざる
  4. 悪口思わざる

誉め言葉よつう(四通)運動(四つの「う」運動)

  1. 誉め言葉を見つけよう
  2. 誉め言葉を聞き付けよう
  3. 誉め言葉を言い続けよう
  4. 誉め言葉を思い続けよう

  

悪口は、言えば言うほど、運が悪くなる。言えば言うほど不幸になる。

普通、一般の人は、悪口は言われたほうが不幸になると思っている。

しかし、私は言う。悪口は、言った人の方が不幸になると。

だから、悪口は、言わないほうがいい。

悪口は、見ても見ぬ振りをする方がいい。

悪口は、聞かない振りをする方がいい。

悪口を、言わないためにも、悪口を心の中に貯め、ストレスにならないためにも

悪口そものもを思わないようにしよう。

だから、悪口を思わないことが一番大切。

思うから、言いたくなる。思うから人の悪口も聞いて「その通りだ」と思いたくなる。

悪口を思いたいから、人の欠点を見つけたくなる。

人の失敗を覚えておいて、他の人に言いたくなる。

それは、悪口の快感を忘れられないからだ。

そんな快感が、不幸を呼んでいるのだ。

快感と幸福とは別のものだ。

快感でありながら不幸の原因であることはたくさんある。

太りすぎの人間にとって、食べ過ぎることは快感だが不幸の原因である。

心臓病の人間にとって、性欲は快感だが、不幸の原因となることがある。

これから働かなければならない人にとって

睡眠という安らぎの快感に浸り続けることは、生活に支障がでる。

人の悪口を言う快感も、不幸の原因となる。