28ヶ月。二年と四ヶ月。
　ここまで来るだけで、これだけの時間がかかりました。
　「Moonshine -Pray and Wish-」第一部の終了です。

　本当は夏頃に完成させる予定だったのですが、会社の仕事が凄く暇だったせいで、仕事中に書き上げるという暴挙に出ました。90％が会社のmacで書かれたものです。つーわけでQSWの皆さんゴメン。
　Episode04の4〜5章は量的に短くなってしまったので、まとめてUPしました。Interlude02相当の内容も、ここに組み込まれています。三つ併せても、通常時の8割くらいの分量です。手を抜いた訳ではないんだけども。Episode04-04のラストあたりは、自分の思い描いていた第一部ラストシーンにかなり近い形を迎えられたと思います。が、あくまでも「近い」なので、この辺は自分の筆力不足ですね……
　書いてる間、本当に色々な事があって、その時々の自分の気分が如実に反映されてたりされてなかったり……今読み返すと、そのころの事が思い出されてきますね。
　とりあえず、ここまでの分を通しての感想を聞かせて貰えれば嬉しいなーって思います。今から思えば構成的にミスった事・やり残したこと、色々とありますんでその辺についての独自の考察とか、それはそれとして物語としてはどうなのかなーとか。
　よく「ダークな」と形容される事の多い作品ですが、自分ではあんまりそうだと思ってません。それはこの先の展開について、自分で思うところが色々とあるからで、あとで雰囲気が変わったからと言って「昔のダークさはどこへ行ったんだ？」なんて言われると寂しいものがあるかも。

　風間や音々の精霊術についてはどうなったんだ！？ とか言われそうですが、さてどうなんですかね。ほとんど見せ場無かったけども、これはこのままで終わるかもよ？ 物語の構成としては反則かもしれないけど、準備しておいた対抗策も使う機会がなければただの無駄。なんでもかんでも、そこにあるものが無駄にならないなんて事は、現実にはないでしょ？ Moonshineってのはそういう話です。たとえば、道ばたを歩いている拓也がいきなり刺されて死んじゃう。なんの脈絡もなくそうなってしまう。そういう事だってあり得るんですよ。

　色んな人に支えられてきた作品でしたし、これからもそうだと思います。
　第二部のスタートがいつになるかは判りませんが（案外明日かも(笑)）今後もヨロシクお願いします。

感想はこちらまで