Black/Matrix 2

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PS2


 相棒の橋本氏は「(自称)キャラ萌えしない」方でありますが、鷹月はします(断言)。
 といっても私の場合「キャラクターに萌える」のではなく、「キャラクターの絵に萌える」と言うべきでしょうか。
 さて、Black Matrix2。ゲームのジャンルを考えずに(SRPGかな?)、パッケージのイラストが気に入って購入したこの作品。
 ストーリは、主人公は魔界四天王の一人……だった男。
 最愛の人にて姉である魔王もろとも人間に殺されたようなのですが、なぜか復活(ここからゲームは始まります)。しかし、記憶はありません。
 やがて、二人の部下と合流し、自分が魔王(姉)を復活させよう&人間及び天使にこれ以上魔界を荒らされないようにしよう、と言うことで反撃に移るわけです。

 まずは、ストーリ部が始まり、続いて戦闘、となるのですが――泣かされました(笑)。
 というのも、RPGはよくやるのですが、SRPGをした経験が皆無に等しく、すぐにキャラクターが戦闘不能になってしまうという体たらく。
 今の攻撃だけでなく、次の攻撃にも有利に動くという先を見越した戦略というのが立てられず、何度か相棒氏に泣きつき、どうにかこうにか進めていたわけです。
 そのおかげでだんだんと慣れてきて「らくしょ〜」とか思っていたのですが、やられました(笑)。
 一戦闘ごとに入ってくる経験値をプレイヤが戦闘に参加したキャラクタに割り振るのですが、気に入ったキャラクタ(および主人公)にその経験値を与えまくっていた、及び、扱いにくいキャラクタは戦闘に加えなかったので、非常にバランスの悪いパーティができてしまったわけです。
 しかも各キャラクタが覚えることのできる戦闘スキル(剣、弓、魔法、短剣、槍など)が重複していたりして、気がつくと近距離専門ばかりがそろっておりました。
 その上、戦力としてかなり鍛えていたキャラクタが戦線離脱したため、仕方なくほとんど鍛えていないキャラクターを投入(笑)。5人で戦わなければならないところを4人で戦わず得ない状況に陥らせていました。
 そのおかげで終盤はかなり厳しい戦闘を繰り広げておりました。

 一応お約束なのか、話を進めていくうちに、姉、部下(この人がお気に入りだった!)、敵、天使などの女性キャラクターとラブラブになっていくのですが、シミュレーション部が私には骨太なので、いわゆるギャルゲー的な軟弱さっていうのは感じはしませんでした。
 

 思い出したのですが、これの前作をたしか相棒がやっていたはず。
 その際、男同士のエンディングあったとかなかったとか書いてあったはずなのですが、今回も……ありました。
 主人公には部下が二人(男女)いるわけで、両者ともラブラブ(?)エンディングがあるみたいです。女のほうは見たのですが、男のほうは……。

「ばってん」に興味はないので、見ることはないだろうなぁ(笑)。

2002/10/XX 鷹月いづみ

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