CFの話。('99/07/10)

 僕のコマーシャル好きはごく一部でだけ有名だったりします。無名とも言う。
 リゲインや鉄骨飲料(まだ売ってるの?)のCF以来、CF用の歌を使ったシリーズの印象が強いのですが、ここ数年「これはうまい!!」と思ってるのがプレイステーションのCFです。
 出だしに「ポーン」というあの音がするだけで、「あ、PSの宣伝だ」と判るあのスタイル。音によって注意を惹きつける、実に単純で効果的な方法でしょう。このスタイルの凄いところは、何種類ものCFに共通して使え、かつ使えば使うほどに視聴者へと馴染んでいくことでしょう。
 このスタイルはやがてセガサターン、NINTENDO64、ドリームキャスト、ワンダースワンなど、各種ゲーム機のCFが模倣するに至ってますが、やはりPSが秀逸。出だしだけでなく、中身もうまいです。最近だと「サルゲッチュ」「俺の屍を越えてゆけ」とか。
 歌ものでは\99800パソコンの宣伝が凄いですね。「しまったー!!99800円のパソコンなんて、どう考えても安くしすぎました!!」なんて台詞を、オペラっぽく歌い上げるやつ。実に判りやすい!!
 わずか15秒(もしくは30秒)の中で、いかにして製品を表現するか。時としてそこにはドラマがあるのですよ(笑) つーわけで「CFの間だけチャンネルを変える」「ビデオで見てるときは早送り」なんてのはちょっともったいないのですよー!

1999/07/10 橋本竜也

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