樋口有介
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更新日 2008年1月31日

「誰もわたしを愛さない」の「帯(腰巻)」について


ネタばれ:注意!!


本ページは作家「樋口有介」のミステリー小説
「誰もわたしを愛さない」の「犯人」について少し触れる部分があります。
未読の方は、これより先は、絶対に、読み進めないようにお願いします。






念のため、もう一度書きます。
「誰もわたしを愛さない」を読んだ人だけ、これから下へ
スクロールしてください。未読の人は、読み進めないように
おねがいします。

ネタばれ:注意!!






樋口ファンの皆様


2007年9月に東京創元社から出版の文庫版「誰もわたしを愛さない」にある
「創元推理文庫版あとがき」は読まれましたか?

長年疑問に思っていた「なぞ」に対して、著者自らの言葉で説明されており
「そうだったのか...」と妙に納得しました。

ファンの間では一時話題となっていたあれです。「帯(腰巻)」を読むと犯人が
わかってしまうのはなぜか?という件です。

ずーとずーっと「なぞ」でしたが、この「あとがき」を読んでスッキリしました。
樋口先生はこのことを知らず、全てを担当編集者へ任せていた、
ということなのですね...。

しかし、あとがきにあった「うん? あれ? あれあれ、おーい」には、
笑ってしまいました。やっぱり面白いですねぇ、あとがきまでも。

「帯」を持っていない方もいるかと思いますので、このページで皆さんにご紹介します。
「うん? あれ? あれあれ、おーい」の面白さが伝わると思います。
くどいようですが、これから先は、「犯人が解ってしまう」可能性が高いので、未読の方は、
これから下は見ないようにお願いします。


(注意:「うん? あれ? あれあれ、おーい」は、樋口有介氏の
東京創元社「誰もわたしを愛さない」「創元推理文庫版あとがき」より引用)


ネタばれ:注意!!

写真:講談社単行本 左の写真。これが例の、講談社単行本の「帯」です。読めますか?
ちょっと読んでみてください。

そうです。犯人が誰だか解ってしまう可能性が高いのです。

ちなみに1997年5月刊行です。もう10年経つのですね...

さぁ。次に行きます。下にスクロールしてください。

写真:講談社文庫本 左の写真は講談社の文庫版の「帯」です。
これも読んでみてください。

面白いですね。こちらも犯人が...

ちなみに2001年10月の発売です...。

せっかくですから、次も紹介します。
写真:東京創元社文庫本 左の写真は、東京創元社の文庫版の「帯」です。
ここでは、何も犯人のことに触れていません。


まぁ、これが普通ですね。きっと...

こちらは現在も絶賛発売中ですので、皆さん買って
「あとがき」を読んでみてください!




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