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更新日 2003年09月28日

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「ありがとう東京」ファイターズ・さよならセレモニー


2003年9月28日。いよいよ東京ドーム最終戦。
北海道移転前の本当の「ファイナル」である。

芝草投手、押し出しのフォアボールという、なんとも後味の悪い負け方。
ファイターズらしいといえば、それまでであるが...


後楽園球場に東京ドーム。ずっと東京のファイターズを応援してきたが
本当に、今日が最後である。


試合後のセレモニーには泣けた。
スコアボード上から球団旗を降ろし、その球団旗をもっての場内一周。
スタンドからは紙テープと紙ふぶき。


ライトスタンドに掲げられた横断幕。

「北の大地へ旅立つ戦士達ここ後楽園で築いた歴史と伝統をその胸に
己の道を突き進め王座奪取のその日まで」

「我らの誇り東京ファイターズ 30年間夢と感動をありがとう」

感動した。


場内が暗転。オーロラビジョンには過去の映像や選手名がまるで映画のクレジットロールのように

ありがとう。


真っ暗のままイベントは終わったが、その暗闇の中、再びグランドに姿を現し
ライトスタンドに再度、一人で挨拶に来た選手がいる。小笠原道大。


東京のファンのために、何かをしようとしてくれるその気持ち、
そして、その姿を、私は、一生忘れない...

小笠原道大「どこへ行ってもファイターズはファイターズ」
東京のファンへ向けたその言葉を、私は、一生忘れない...

ありがとう。

小笠原道大
試合前、ファンにサインをする小笠原。

横断幕
ライトスタンドの横断幕「北の大地へ旅立つ戦士達...」

球団旗降納
球団旗を降ろしている様子。ヒルマン監督、田中幸雄、小笠原、金子、上田、岩本

場内一周
球団旗を手に、全選手が場内一周


p.s.
レフトスタンドのライオンズファンから、暖かいエールも。パリーグだなぁ。