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◆平成24年 ツーリング

  2012年05月02日〜05日実施

 

三徳山三佛寺・投入堂

05月05日(土)

 管理人は今日も5時30分に起きました。天気は良さそうです。昨晩はカエルの声がうるさかったです。誰かさんのイビキなんて静かなもんです。キャンプ場の写真を撮りながらウロウロしていたらXR100モタードさんが起きてきて、朝風呂に入るというのでお供する。昨晩は左側の”山”に入ったので今日は右側の”森”に入った。どちらも浴槽は外にあるので露天風呂になってるが、”森”の方が少し眺めが悪い。といってもどちらも素晴らしい風景が見えるわけではないが。広さも”森”の方が小さい。”山”には小さな浴槽がもうひとつあった。水しか入ってなかったけど。
 食事をして撤収作業。テントを畳んでいる時に、わたくしHP管理人がやっちゃいました。テントのポールが折れました(泣)。初日じゃなくてよかったです。自分だけには何もないことを願ってたのですけどねぇ。

 今朝は昨日の受付した人と違う人がキャンプ場に来ていた。ホームページに写っていた人=社長だ。この人は地元の建設会社が社長さんです。ちょっとこのキャンプ場について話をした。ここは昨年はプレオープンのような形で営業したが、正式営業は今年かららしい。この場所はJAの元養豚場で、やめた後を隣接地を持っていた建設会社が買い取ってキャンプ場にしたとのこと(こんな話でした)。敷地内には山羊も飼っていて、「欲しかったら持って帰っていいよ」と言われたけど、お断りしました(笑)。

 施設は温泉の他、バーベキューハウス、ピザ釜、ウォータースライダー、ブランコ、炊事棟etc.。感想を述べれば、「新しくてきれいだったけど不備な点も多い」かな。今日は宿泊者が少なかったのでよかったけど、けっこう広いキャンプ場なのにトイレが少ない。浴室にはそれぞれあるので私はそこを使いました。有料の炊事場があるけど、それを借りなかったら水しか利用できず、食器類を洗ったり顔を洗うのも不便。私はトイレで顔を洗おうと思ったけど風呂に行ったのでそこで済ました(また風呂場ですね)。基本はゴミ持ち帰りなこと。オートキャンプなら何とかなるでしょうが、バイクでは不便ですね。ま、これからに期待します。


まるで何もない広場

温泉。左が”山”、右が”森”

温泉内部です

 料金を払い8時50分出発。今日は三徳山三佛寺に行く。ここの「投入堂(なげいれどう)」の通称で知られる奥院の建物は、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた建築物です。管理人は20年ぐらい前から行きたいとは思ってたのだけど、ようやく念願が叶います。リード110(シルバー)さんだけ今回欠席のFZ6(青)さんと来たことがありここにレポートがあります。FZ6(青)さんについては帰阪後悲しいことに・・・(下までお読み下さい)。


料金を払って出発

天台宗三徳山到着

トレッキングシューズとわらじ

 三徳山三佛寺到着は10時9分。その時、新たなトラブル発生。XR100モタード改さんのバイクが変速できなくなったのだ。帰路は300kmほど。どうする?信号待ちで押しがけしながら帰るか。渋滞になったらどうする。
 とりあえずは問題が解決しないまま、入山料400円を払ってお寺に入る。お寺はそんなに混んでいる気配はない。駐車場は満車なのに。その理由はすぐわかった。みんな投入堂が目的で、そっちにいるのだ。

 投入堂へは一種の登山のようなものでお寺のチェックと通らねば入れてくれない。200円払い、入山名簿に代表者名・人数・入山時間を書き、靴をチェックされる。靴底のすり減ってないトレッキングシューズ系でないとだめ。ゴリラ改、XR100モタード改、V-Link125SRCの3人がクリア。あとの3人がアウトになった。前回経験者のリード110(シルバー)さんがなぜ不可なの?経験が生きてないじゃん。×の人は500円のわらじを買って履き替える。これってけっこうグリップ力がいいみたいです。

 この後が大変でした。山道は少し大変なぐらいだけど、人が多くて進まない。それもそのはず、1人ずつ鎖で登るところがあり、そこで渋滞が起きてました。鎖セクション、体重のあるXR100モタード改さんはノロノロ登ってたけど、わたくし管理人とか、減量なったゴリラ改さんは軽々登りました。
 始めて見る投入堂はちょっと感激ですね。平安時代(でしたね?)にこんなところにこんな物を建てるなんて。来てよかったです。それも今回来てよかったです。ここは1人では入山できません。みんなと来てよかった。


投入堂へ、ここは序の口

鎖を使って登ります

投入堂 到着

 通常は1時間30分程の行程を倍の3時間かけてようやく降りてきた。下山時刻を書き、わらじの者は足を洗う。14時に寺の参道ある谷川天狗堂で、昨日に続き遅い昼食を取った。


下山中@

下山中A

足を洗います

 それでミッションの壊れたXR100モタード改さんのバイクをどうするかというと、「どこかに預けて明日取りに来る」、「宅配で大阪まで送る」とか考えたが、登山道渋滞中にゴリラ改さんが大阪と連絡を取り、米子道の湯原まで軽トラに来てもらうことになった。そこまでは何とか走ってもらわなければいけない。あとはタンデムで帰るのだ。モタード改さん重いからなぁ・・・。

 14時53分出発。ギアは3速固定と言っていたが、2速だったらしい。発進は問題なさそうだけど、最高速も60km/h近く出てるやん。エンジンさえ壊れなければ湯原まで早く着きそう。しばらく走っているとシフトダウンしてる。なぜ?と思ったら「変速できるようになった」と無線が入った。

 変速できたからといっても軽トラに「もう来るな」と言う訳にはいかない。エア漏れしてるリード110(レッド)さん用の修理部品と工具も積んでいる。15時45分頃に軽トラと遭遇。ローソン湯原温泉店で休憩を取りながら、バイクに積んであるもういらない荷物を軽トラに預ける。非常に身軽になりました。管理人で15kgほど軽くなりました。

 16時18分にローソンを出発。大阪までまだどのくらいあるのかな。一昨年のしまなみ海道ツーリングでは岡山の閑谷学校から7時間弱で帰ってるけど、あそこは兵庫県のちょっと手前。今はまだ岡山県の山の中、湯原温泉だぜ。
 国道429号沿いのローソン美作杉原店で休憩したのが17時50分、まだ岡山県。729号、29号の共用区間を通り高野峠を越えて・・・。5月末まで通行止めで越えられません!仕方がないので国道29号を南下し姫路経由で帰ることになった。

 このまま走ると、2004年・2007年に入った「王将 市川橋店」で晩飯かと思ったが、XR100モタードさんのご希望で「回転寿し」となりました。回転寿しなんていくらでもあるのに、いざ探すとなかなかない。21時にスシロー播磨町店で夕食を取る。
 この後は国道2号線、43号線経由の来たときと同じで帰るはずだったが、先頭が曲がり間違え3台ずつになってしまった。管理人は間違えた組。梅田経由、でも空いてたから先に帰れると思ったんだけど、信号に捕まりすぎてちょっと負けました。帰り着いたのは0時15分。おっと日付が変わってる。6日(日)までの旅になるのかな。ま、いいでしょう。
 とにかく皆無事に帰れました。服を荷物と一緒に軽トラに乗せてしまったゴリラ改さん、夜中は寒かったでしょう(レインウエアを着てましたね、3人ほど)。リード110(シルバー)さん、どこかでガードレールに突っ込みそうになりませんでしたか?そう、猫のような死体も踏んでましたね。大きな動物なら転けるかもしれません。気を付けましょう。

 本日の走行は367km、トータル909kmでした。ちなみに管理人のV-Link125SRCの燃費は34.14km/Lでした。ベルトが減っているスクーターとしてはよく走りました。本日はこんな時間なのでは打ち上げは12日(土)と言うことで。


軽トラに荷物を積む

高野峠が通行止め

FZ6(青)さんのボトルを囲んで偲ぶ会

 その12日を前に悲しいことがありました。ずっと一緒にツーリングに行っていた仲間FZ6(青)さん、闘病生活を送られていたのですが、5月11日に亡くなられました。12日、お通夜のあと我々はいつもの「喜助どん」に集合し「偲ぶ会」を行う。当然いつも通りFZ6(青)さん名義のボトルを飲む。もう来られないかもしれないからと、最後に来られたとき新しいボトルを入れておられた。それを飲み干した我々は、FZ6(青)さん名で新たなボトルを入れて帰った。彼の名前は我々の心だけでなくボトルにも残る。どうぞ安らかにお眠り下さい。合掌。

 

【今回かかった費用明細=管理人の場合】

    合計金額 17,378円
      おみやげ、打ち上げ除く

    〈明細〉

飲食費
 5,531円
ガソリン 26.80L
 4,087円
宿泊費
 1,500円
入場料等
 1,560円
有料道路
 510円
フェリー
 3,590円
入浴料
 600円


 

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