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◆平成24年 ツーリング

  2012年05月02日〜05日実施

 

東洋のマチュピチュ

05月03日(木)

 管理人は4時30分に目を覚ました。出航時間の1時頃には寝てたので(出航に気付いてない!)多少は睡眠を取れた。高松の天候は・・・、あああっ雨! なんでなんで。神戸まで降らずに済んだのに。雨はもう終わりだと信じてたのに。
 高松へ定刻5時に到着しレインウエアを着て出発。

 7時前に「道の駅とよはま」で休憩。国道11号を挟んで両側に道の駅があり、南側に入る。トイレ前の障がい者用駐車場横の屋根の下に邪魔にならないようにバイクを停める。
 時間はたっぷりあるからダラダラ休憩していたが、朝飯を食べてない我々は前にある鳥越製麺所が気になる。すると他のドライバーが「7時オープン」と教えてくれた。7時なると次から次と客がやってくる。我々も朝飯の時間だからこれは行かねばなるまい。四国に上陸し、さっそくうどんを食べた。そして食後、缶コーヒーを飲んだりしながら2時間(!)過ごした。


鳥越製麺所

かけ230円+あげ100円

だらだら雨宿り

 9時に出発。10時頃になるとようやく雨も止んできた。そして10時過ぎにナビに設定した「別子銅山記念館」に着く。だがここが目的地ではない。我々が目指すのはその先の別子銅山・マイントピア別子・東平(とうなる)ゾーンだ。道路の標示ではあと13km。県道47号から車ならすれ違いの困難な山道にルートを取り、10時40分に「マイントピア別子・東平ゾーン」到着。ここは別子銅山が現役であった時代の建物跡が残り、それはペルーに残るインカの遺跡「マチュピチュ」を彷彿させ(行ったことはないが)、「東洋のマチュピチュ」と称されている。
 2008年にツーリングで訪れた旧・別子銅山には建物跡はほとんど無かったし、本日は雨上がりのため標高750mながら周囲に雲がかかり、まさに天空の鉱山遺跡であった。

 続いてここに来る県道沿いにあったマイントピア別子・端出場(はでば)ゾーンに行く。12時に着いたので先に昼食をここで取り、鉱山鉄道に乗って観光坑道に行った。やはり我々はよく穴にもぐります(笑)。鉄道を降り蒸気機関車風の電車をバックに写真を撮っていると、係員が「カバンの忘れ物」と叫んでいる。メンバーのリード110(レッド)さんのディパックだった(再び笑)。
 観光坑道を見学し、いよかんソフトを食べ、再び鉱山鉄道に乗って戻り、別子銅山を後にする。これで別子銅山は「旧別子」「東平」「端出場」と3つの地区を制覇。


別子銅山・東平地区、雲がいい雰囲気

蒸気機関車風の鉱山電車

別子銅山・端出場坑道


端出場坑道の内部

いよかんソフト

鉱山電車ホームで記念撮影

 今日の残りの予定は、どこかで風呂に入り、買い物をしてキャンプ場に行くこと。当初予定は大三島の多々羅温泉に入り伯方島のスーパーで買い物だったが、行き過ぎて戻る無駄なルートだから変更。途中で済ませながら行くことになった。
 14時50分、クアハウス今治で入浴。1人700円だが回数券が6枚3500円。これを利用する。ここの自転車置き場にバイクを停めたが、柱そして屋根からぶら下がる芋虫の大群には困った。どうやらゴリラ改さんの背中に入ったらしい。

 ホームセンター ダイキで炭などを買い、イオン今治店で食材を調達する。
 ところで本日ここに来るまでに、リード110(レッド)さんのリアタイヤの空気圧が減っているのを発見し、原因不明のままエアだけ入れて走っていた。イオンの駐車場で再度点検したところ、パンクではなくバルブの口金損傷でそこから漏れていたことがわかった。修理をあきらめイオンの自転車売場でエアを入れて出発する。その後ガソリンスタンドやホームセンターで部品を探すが、無かったのでエア補充しながら走り続けることになる。

 本日泊まる見近島キャンプ場はしまなみ海道の大島と伯方島の間の無人島にあるキャンプ場だ。車では行けない穴場スポット。既に時刻は18時近くになっており、予約などがないので急がないと混雑してるかもしれない。
 しかし、来島海峡大橋を渡り大島を通過中に、リード110(シルバー)さんが服を買うために店に立ち寄った。急いでいるが1人残すわけにはいかないのでゴリラ改さんと管理人が残り、他のメンバーはキャンプ場に先に行った。イスや米を忘れる人はよくいるけど(今回もいたなぁ)、まだこの季節は寒くなるのでちゃんと着替えを持ってきましょうね。

 18時22分、見近島到着。何組かの先客がいたが我々のスペースは十分あった。急いでタープやテントの準備をする。釣りをするために竿を持ってきている者もいるので、明るいうちに設営しなければならない。そんな時にほどトラブルは起こる。XR100モタード改さんがキーを紛失した。テントの中にも下にもないし、そこら中を皆で探すがわからない。1時間ぐらい探し暗くなった頃、バイクのボディに挟まっているのを発見した。

 19時51分にようやく乾杯する。肉を焼いたり魚を焼いたり、酒を飲んで談笑して夜は更けていく。22時くらいにだいたい寝たようだ。
 2日間の走行は259kmでした。


見近島へ急ぐ

見近島上陸

秘密の儀式(?)でかんぱーい


 

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