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◆平成11年 第4回ツーリング

  1999年8月8日〜9日実施

 

『こもれ陽』居残り組キャンプツーリング(新穂高・高山)

 こもれ陽の本隊が8月7日(土)の夜から16日(月)まで北海道キャンプに行ってしまい、残ったS石(RMX250)とF原(XR250)で露天風呂1泊キャンプを企画した。以下はその報告である。

【8月8日(日)】
 出発予定時刻6時30分であったが、いつも通り諸般の事情で遅れ、7時15分に出発した。
 307号から24号そして163号へ。南山城村付近で、小雨に逢うがとりあえずそのまま走る。8時50分いつも通り大内で休憩し、9時に名阪国道に入る。まもなく再び雨に遭うが、とりあえずそのまま走っていると、どんどん強い雨になり伊賀SAでレインウエアを着る。雨の中を順調に走り東名阪自動車道へと進む。
 10時30分、名古屋西料金所に到着。ここでレインウエアを脱ぐ。天気は完全に晴れ、暑くなってきた。ここで今回最初で最大のトラブルが発生。S石のバイクがガス欠の兆候を示し始めた。なんと燃料コックがONでなく初めから予備になっていたのだ。まもなくエンジンストップ。バイクを横に倒し、残ったガスを必死でエンジンへと送り込む。何とか高速道路でバイクを押すことなく、予定より手前の清洲東ICで降り、ガスを補給、一息つく。
 11時、とりあえず高速を降りてしまったので、予定の小牧ICへ行かず国道22号を一宮ICへと走る。ここでコンビニに寄り遅い朝食(結果的には昼も兼ねる)を食べた。一宮で名神高速へ上がり、中央高速の中津川ICを目指す。
 中津川に到着し、国道19号を北上する。県道26号(奈川木曽線)の分岐である薮原へ予定より1時間30分遅れの2時30分に到着。そのため今回の目的地の一つである白骨温泉をあきらめ、直接に新穂高キャンプ場へ向かうことにする。
 奈川渡ダムから沢渡を経由し、時間稼ぎで安房トンネルを通る。95年のお盆に信州を3泊4日で回ったときは大渋滞の安房峠であったが、トンネルはあっと言う間であった。便利、便利。
 新穂高のバスターミナルには予定の4時30分に到着する。キャンプ場の場所がわからないので、電話をかけようと携帯電話をみるとなんとアンテナが3本立っていた。う〜ん、ここまで来ても都会なのか?しかし便利。
 キャンプ場に着き料金を払い、テントの設営をしてからビールを買いに栃尾温泉の酒屋まで行く。7キロ位あるか、片道約8分。


新穂高キャンプ場

銀河高原ビールで乾杯

同じく乾杯

 とりあえず、銀河高原ビールで乾杯。ご飯もうまく炊きあがり、途中で買っておいたカレーを温めて晩飯を食べる。ビールも無くなり、一息ついてから8時頃露天風呂に入る。かなり人が来ている。混浴なので女性もちらほら。しかし、水着の着用だ。我々は夜なので当然裸で入る。そして、再びビール購入。キャンプ場に帰りおつまみとビールという状態が続く。
 会話の中で、たびたびS石が2サイクルバイクをやめる話をする。これまでも、パワーはあってもツーリング時の走行距離の短さと、長距離の場合はオイルを持って行かなければならない事に不安と不満を感じていたようだが、F原のXRがかなりよく走ることもあって、4サイクルへの買い替えの発言が飛び出す。そうこうするうちに、またまたビールが無くなり、10時にF原が買い出しに行く。そのビールも無くなった12時に再び露天風呂へ。今度は貸し切り状態だ。そんなこんなで初日が終わった。


新穂高の湯

貸し切り状態の温泉で

記念撮影

 何回か買い物に行ったためF原のバイクの走行は400キロを超え、本日437キロであった。なお、ビールは2人で4.7リットル飲んだ。

【8月9日(月)】
 カップ麺の朝飯をとり、8時30分にキャンプ場を出発する。このキャンプ場は、水場とトイレだけのシンプルなものだが、それがかなり気に入った。やっぱりごてごてしたオートキャンプ場は好きでない。
 とりあえず、新穂高バスターミナルの売店で土産を買っていると、北海道組から電話が入る。30時間の船旅の末、今朝早くに到着したのだ。


新穂高バスターミナル前の売店にて

この橋の下が温泉

 さて、本日の予定は新穂高温泉の朝風呂と、後は高山を経由してまっすぐ帰るだけだったが、温泉は昨日に入ったため、予定を変更して写真を撮りながら高山へ向かった。


国道471号、高原川

県道89号の滝

県道89号にて

 国道471号から県道89号、そして国道158号で高山に11時30分到着。ここで昼食となり、2人はざるそばの大盛りを食べた。そして1時間ぐらい観光する。月曜日だがすでにお盆休みの人も多いようで、かなり賑わっていた。


おそばを食べました

高山にて

さるぼぼの風鈴

 観光を終えて12時40分、再び帰路につく。飛騨せせらぎ街道から東海北陸自動車道の美並ICで高速にのる。
 しかしここで、再びトラブル発生。せせらぎ街道に入ってから給油をするつもりだったが、40キロ程スタンドが無い。再びS石のバイクがガス欠のピンチ!再び2サイクルバイクを嘆くS石。有料の飛騨美濃道路を抜けてやっとスタンドがあった。ある時はあるもので、その後続けて2つのスタンドがあった。
 ここからは予定通りで、郡上八幡を経由し、東海北陸自動車道の美並で高速に乗る。名神高速の栗東付近で渋滞に逢うが、なんとか瀬田東で降り、一般道経由の京滋バイパス、国道1号と進み、予定より40分遅れの7時10分にスタート地点のライダースパドック武蔵に到着する。
 本日の走行は335キロ。2日間トータルで772キロであった。高速道路の走行があったものの、ゴールデンウイークのキャンプ3日間より走行は多い。我ながらよく走ったと思うし、まだまだいけると体力にも自信ができた。
 その後、各自一風呂浴びに家へ帰り、8時に再集合。2人だけであるが、打ち上げと相成った。
                           (報告:XR250)


 

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