福島第1原発で作業員が被ばく
| 「福島第1原発で作業員が被ばく」(世田谷通信) 多くの住民の反対を押し切ってプルサーマル計画が強引に推し進められている福島第1原発3号機(福島県大熊町)で、下請け会社から派遣されていた60代の男性作業員が、23日、放射性物質を吸い込み被ばくしていたことが分かった。 男性作業員は、23日の午前9時45分から午後8時までの間、原子炉建屋で排水弁の分解点検を行なっていたが、作業後の放射能測定で被ばくの疑いが見つかり、再検査によって被ばくしていたことが判明した。 東京電力では「人体や環境には影響がない」というお決まりのコメントを発表したが、先月の7月30日にも核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)で30代の男性作業員が漏れた高レベル放射性廃液によって被ばく事故を起こしたばかりである。 東京電力は、この福島第1原発の他、福島第2原発、柏崎刈羽原発(新潟県)の3カ所の原発で、80年から90年代までに起こった「ひび割れ」などのトラブルを29件も隠蔽していた前科があり、2002年にこれらの隠蔽が発覚したあとも、原子炉の部品に損傷があるまま運転を続けていた。 このように30年近くも隠蔽と嘘を繰り返してきた組織が「プルサーマルありき」で進めている点検作業中に起こった被ばく事故である以上、東京電力側の発表を信用する住民はいないだろう。(2010年8月25日)
|
|---|
「日本の原発奴隷」