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当日、20時2分頃、2分遅れで通過する「スーパーあずさ13号」の右側面に、入換え時刻前に発車してきた201系6両編成回送列車が接触、両方の電車が脱線した。 特にスーパーあずさ13号は、9号車から5号車が損傷、8号車は横転した。 幸い死者は出なかったが、この影響で、四方津〜甲斐大和間が10月14日(火)7時頃まで不通となり、上下合わせて158本が運休、54,000人に影響が出た。 損傷したのは、E351系S3編成で、使用可能な部品のみ流用して車体は日立製作所で新しく新造するため、1998年7月まで工場に入場した。(廃車手続きは取られず事故復旧扱い) この代走に当時、長野新幹線開業後、オリンピック輸送のため予備として残存していた長ナノの189系が使用された。当初は、グリーン車2両連結のグレードアップ車12両編成が使用されたりしたが、11月13日(木)以降は以下のパンフレットにあるようにダイヤを修正し、あずさ号として運転された。 この措置は、1998年2月まで実施され、1998年3月以降、12月までは、毎日あずさ号として運転されていた。写真はこちらを参照。 あずさ号として代走した189系は1998年7月16日(木)まで長ナノのN102編成、N105編成が使用され、E351系S3編成は、1998年7月に復活した。 同時に、1998年7月17日にあずさ7号、15号、4号、12号は、スーパーあずさとして復活した。 |
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