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5:52a.m.
10:12a.m.
朝の写真と比べて、青い矢印まで潮が引いているのが、わかるだろうか?
考えてみれば大潮というわけだ。
海に潜った人によると、潮だまりに魚が集まり、見甲斐があったという。
時々、雲が切れることもあるけれど、高層に薄雲が居座り続けている。
10:49a.m. 太陽が、消えていく。
分厚い雲を通して、太陽が欠けていくのがわかる。
日蝕めがねを通すと、真っ暗で何も見えない。
雲が天然のフィルターとなり、フィルター無しでテレコン付きなのに、これだけ映った。
撮影データ
LUMIX DMC-FZ18
露出:1/1300秒 絞り:F8.0
焦点距離:82.80mm(35mm換算504mm) ×テレコン(1.7倍) =35mm換算856.8mm
ISO100
北から、影が「走って」きた。
雲の向こうで、太陽の最後のきらめきが消えた。
皆既。
10:56a.m.
北(北東)の空。
露出:1/2.5(0.4)秒 絞り:F2.8
焦点距離:4.60mm(35mm換算28mm)
ISO400
空に見える光点は、鹿児島から奄美空港へ向かう飛行機。
夜間飛行のように、フル照明。
10:56a.m. 南(南東)の空。
この場所は、皆既帯の中央より南寄りなので、北は皆既中で月の影の中、ずっと南のほうは部分食で陽光に照らされている。
露出:1/6秒 絞り:F2.8
焦点距離:4.60mm(35mm換算28mm)
ISO400
うるさかった山羊の声はぴたりとやみ、群をなしていたトンボの影もない。
涼しい風が吹いている。
皆既中に、奄美空港へ入ってきた飛行機を追いながら、情景を動画撮影してみた。
10:57a.m.
(macの方は、画像をクリック(mov形式)。windowsの方は、こちらをクリック(wmv形式))(音声注意! 別窓表示)
10:58a.m. 雲越しのコロナ。
見あげると、闇に馴れた目に、雲越しのコロナと、雲に映ったハレーションが見えた。
露出:1/2秒 絞り:F3.6
焦点距離:49.00mm(35mm換算298.26mm) ×テレコン(1.7倍) =35mm換算507mm
ISO400
テレコン使用で1/2秒なので、手ぶれがあると思う(カメラには手ぶら防止機能があるものの)。
日蝕中の露出は1/1000〜1/2000秒と聞いていたのだが、まさか、三脚が要るほどの暗さになるとは思っていなかったのだ。
観測地は、ここ。
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