犯される栗山

 早起きして真希の誘拐に加わった栗山は午後はのんびりと過ごしていた。夜には唯との一戦が待ち構えているため今日は絵里にも祐子にも手を出さないつもりだった。

 露天風呂に浸かりながら栗山は絵里と祐子が洗い場で絡み合っているのをぼんやりと眺めている。最近、二人は本当に愛し合うようになっていた。激しい喘ぎ声を発しながら互いの股間を嘗めあう二人は栗山の存在など忘れたかのように振舞っていた。

 それは栗山にとってある種の疎外感を感じさせていたが今日のような日はそれが却って好都合なのである。

 二人は相次いで果てると桜色に染まった肌の余韻を漂わせたまま風呂の中に入ってきた。

 絵里が身体を密着させると栗山のだらしなく垂れ下がった一物を強く握り締めた。

 「ああ、疲れてるから、今日はいいよ」

 「あれ?何か怪しい」

 絵里がいつもと違う栗山の反応を怪しんで顔を覗きこんできた。さすが女としての勘が栗山の浮気の香りを嗅ぎつけているのだ。

 「そうね。いつもの栗山さんなら悦んでやらせるもんね」

 祐子も反対側からピッタリと身を寄せ、股間に手を伸ばし、栗山は身動きが取れなくなった。

 「ほら、ご覧なさい。身体は正直じゃない」

 二人の女に刺激され、栗山の一物は隆々とした興奮を見せ始めている。

 「ねえ、やっちゃわない?」

 祐子が悪戯っぽい笑みを見せて問い掛けると絵里も大きく頷いた。

 「おいおい」

 栗山が制止する間もなく絵里がその上に腰を落とすと祐子が口を寄せてきた。もう、どうすることも出来なかった。栗山は風呂の中で絵里の上下する腰に快楽を煽られ、欲望を絞り尽くさねばならなかった。

 「どう、女って怖いでしょう」

 潤んだ瞳で祐子に耳元で訴えられた栗山は頷くしかない。祐子に再び、口を塞がれ、激しい水音を立てて、腰を揺する絵里の揺れ動く乳房を目前にして栗山は欲望を吐き出した。

 「もう、勘弁してくれよ」

 次に祐子に圧し掛かられるのを恐れて栗山は洗い場へと退散した。しかし、女たちは栗山を興奮させる術を既に心得ていた。

 「おしっこしたくなっやちゃった」

 絵里が言えば祐子も続けて

 「私もしよう」

 脱衣所に戻ろうとする栗山は足を止め、当然二人の方を振り返る。

 中腰になった二人は栗山の方を向き、互いに手を繋ぎ、足を大きく開いている。

 「さあ、するわよ。栗山さあ。もっと近くに来て見物したら」

 祐子に促された栗山は鼻の下を伸ばし、しゃがみ込み、二人の発射する姿を低い位置から見ようとする。

 「せーの」

 祐子の号令と共に二人の美女は前方に排尿し始める。栗山は目を皿のようにし、唾を飲み込み、そんな姿を丹念に見つめるのだ。

 激しい音を立てながら栗山のそんな姿を観察していた祐子は先程、放出したばかりの一物が力を漲らせるのを目撃して、ニヤリと笑った。

 栗山は祐子の思ったとおりに興奮を示し、放出を終えたばかりの祐子を尿の海の中に押し倒すと素早く結合すると腰を動かし始めた。二人の妻に言いようにあしらわれて栗山は唯とのために残しておきたかった欲望を搾り取られてしまうのだった。

真琴の決心

 「出てきな」

 頭上の蓋が取り払われ、24時間ぶりに光を浴びた真琴は眩しそうな目をして、松井を見上げた。

 「ちゃんとパンは食ったんだろうな。空袋を持って上がって来い」

 松井に言われた真琴は無表情のまま、ビニール袋を手にはしごを上った。

 上では既に塩野と由里もロープを手に真琴を待ち構えていた。

 「縛るの?」

 「当たり前だお前は油断がならない。両手を背中に廻せ」

 松井に肩を叩かれた真琴が素直に両腕を背後に廻すと松井はその手首にキリキリと縄を巻き付かせ、余ったの縄で豊満の乳房の上下を固く縛るのであった。

 「さあ、歩きな」

 きっちりと後手縛りに仕上げられた真琴の肩を由里が邪険につくと真琴は鎖に拘束された足を縺れさせ膝を付いてしまう。

 「あはは、だらしねえぞ。暗闇部屋に一日監禁されただけでまともに歩けなくなっちまうなんて」

 松井が声を上げて笑ったもんだから真琴は歯を食い縛り立ち上がり、必死の形相を浮かべて歩き始めた。手で前を隠す自由も奪われ、全裸のまま階段を上らされ、真琴が連れてこられたのはあの大立ち回りを演じたパーティールームであった。

 パーティールームでは三枝と木曽が何やら談笑しながら真琴を待ち受けていた。

 「おお、来たか。ここに座らせろ」

 真琴はソファに座る二人の前に跪かされると悔しそうな表情を浮かべて二人を見るのであった。

 「何だ。その顔付きは浣腸されて俺たちの前に大恥を晒しておきながら、一日経てばすっかりその事は忘れてるのか?」

 三枝が相変わらず敵意を剥き出しにする真琴に腹を立てて言えば、木曽は足を伸ばして縄で締め上げられた乳房を押し、ニンマリと笑うのであった。

 「明日、お前のお陰で捕まった連中がやって来る。臓物をさらけ出して心から詫びを入れるんだぞ」

 三枝に顎を掴まれ、凄まれた真琴は目尻に涙を浮かべてその手を払い除けた。

 「誰がそんな事をするもんか。虫けらみたいな連中に謝るくらいなら死んだ方がましさ、さっさと殺して!」

 叫ぶように三枝の申し出を拒絶した真琴の胸は悔しさに溢れていた。法律を守らなかった連中を告発したからと言って何故、自分がそしりを受けなければならないのか?元来正義感の強い真琴は死んでもそんな言葉は口に出来なかった。

 「また、浣腸してやってもいいんだぜ?」

 浣腸と聞いて、真琴の頬が赤らんだ。耐えたがたい屈辱感に苛まれた浣腸責めではあったが腹を括った真琴にとってはさしたる恐怖を呼び起こさない。既に死を覚悟した真琴の姿であった。

 「勝手にすればいい。私はそんな連中の前で誤るのは嫌だ」

 真琴のきっぱりとした拒絶を聞いて二人の悪魔は顔を見合わせた。いよいよ、最後の手段を出すしかないと二人は暗黙の了解を交わしたのであった。

 「真琴。これを良く見ろ」

 三枝が目の前に突き出した携帯電話を目にして真琴の表情は一瞬にして蒼ざめた。それは自分が買い与えた真希の携帯電話だったからだ。

 「な、何をしたの?妹に何をしたの?」

 急に取り乱し、噛み付きそうな表情で問い掛ける真琴の姿に満足の笑みを浮かべた三枝はゆっくりと口を開いた。

 「聞き分けの無い姉を持つと妹も苦労するぜ。真希は俺たちが誘拐してこの屋敷にいるんだぜ」

 「嘘よ。嘘!」

 真琴はにわかには信じられなかった。あの慎重で頭も切れる真希が易々と悪魔たちの手に落ちるとは思われなかったのである。

 「まだ、信じられないようだな。なら、これを見せてやろう」

 三枝が差し出した写真を目にした真琴の顔から血の気が引いた。そこには正体無く眠りこけている真希のスカートがめくられ可愛いパンティを覗かせている姿が映っていたのだ。

 「どうだ、これで信じられるだろう」

 勝ち誇ったように笑う三枝を目の前にして真琴は呼吸が止まるほどの憤怒を覚えていた。自分だけでは飽き足らずこの悪魔たちは妹まで地獄に落とそうとしている。真琴は込み上がってくる怒りを押さえつけることが出来なくなり、縛られた裸体で怒涛の突進を見せ、肩先を三枝の腹に打ち当てたのである。

 もんどりうつように横転した三枝の身体を踏み付けた真琴は怒りに狂ったような声で喚きたてる。

 「妹に何の罪があるというの?鬼だわ。悪魔だわ。人間じゃないわ」

 顔を真っ赤にさせ、鬼のような形相で自分を見下ろす真琴を鼻で笑った三枝は鎖で括られているそのしなやかな足首を捻るとその裸体をいとも簡単に横転させる。

 再び、反撃しようと腰を浮かせかけた真琴の肩を由里と松井が押さえつけると三枝は余裕を持って立ち上がり、真琴の腹を足蹴にした。

 「そんな格好でも俺たちに歯向かうとは見上げた奴だ。真希を連れて来い。こいつの目の前で弄らしてる」

 松井が喜び勇んで会談を駆け上ろうとすると真琴が悲痛な声を上げた。

 「待って!妹に酷い事はしないで!何でも言うことを聞くから!」

 妹を救いたい一心で真琴は悔しい決断を下したのだ。真琴は自分を犠牲にしてでも妹を守りたかった。真琴にとって掛け替えの無い存在の妹だったのである。

 「その決心は本当だろうな?」

 真琴が守勢に廻ったことで三枝は図に乗り始め、形の良い顎を掴むとその涙を滲ませ、悔しさに歪む顔を覗き込んだ。

 「本当よ。妹を帰して上げて」

 「それは無理な相談だ。俺たちの悪事が露見してしまう。まあ、お前が俺たちの言うことを守り、素直な奴隷になればこの屋敷でのんびりと過ごさせてやってもいいけどな」

 「お願い!妹には手を出さないで!約束してくれれば・・・私・・・」

 涙をハラハラ流している真琴は胸が一杯になり、奴隷になるという言葉を続けることが出来なかった。

 「奴隷になるというのだな」

 真琴が大きく頷くと三枝はぴっちりと膝を合わせて正座している真琴の周囲を回りながら饒舌になり始める。

 「俺たちだって血も涙も無い人間じゃない。まだ、十五にもなっていない娘を弄りたくはない。お前が俺たちの言うとおり、素直な奴隷である限り、妹には手を出さないと約束しようじゃないか」

 「何でも言うことを聞きます。だから妹だけは・・・」

 もう、この悪魔の良心に縋るしかない真琴は必死の眼差しを三枝に向けるのであった。

 「お前は俺たちを散々手こずらせたから奴隷の中の奴隷にしてやる。暗闇部屋やで当分は寝起きしろ。糞、小便は俺たちの目前でしろ。勝手に垂れ流ししたら、お前は約束を破った事になるんだぞ。判ったか?」

 頬を凍りつかせた真琴の鼻を摘んで三枝が宣言すると真琴は再び頷いた。どんな非人間的扱いを受けようとも耐え切らなければ真琴は悲壮な決意を固めていたのだ。

 「明日、木曽さんのお仲間がいらっしゃる。その前ではっきりと詫びを入れてお仕置きを受けるんだぞ。いいな」

 図に乗って次々と難題を吹きかける三枝の言葉に真琴は頷き通した。そうするしか妹の身を守ることが出来ない真琴は涙を飲み込んだ表情を浮かべて三枝の前に頭を垂れていた。

 「これから、明日、お前の入れる詫びのリハーサルをするがその前にお前が本当に奴隷になる決意をしたかどうか試してやる」

 三枝はそういうとズボンを脱ぎ捨て下半身を露出して真琴の前に立った。

 「お前が奴隷になることを決意の印に俺の一物をしゃぶりぬいてみろ」

 いい気なり突きつけられた凶器に真琴の頬を新たな涙が伝わった。自分を地獄に突き落とした諸悪の根源の男を慰めなければならない悔しさに真琴は小刻みに震えながら身体の奥底から込み上がってくる感情を押さえつけるのに必死だった。

 「三枝さんのものがしゃぶれるのが嬉しくて真琴が涙を流してるわ」

 「しかし、じゃじゃ馬の真琴だから噛み切られたら事ですよ」

 由里が揶揄すれば松井は大きな口を開けて笑うのであった。

 「噛み切ろうもんならお前たち姉妹は仲良く土の中に埋めてやるからな、さあ、しゃぶれ」

 三枝が脅しの言葉を吐きながら催促がましくそれを突き付けると真琴は首を上げ、その仁王のように勝ち誇る顔を仰ぎ見た。

 「妹のこと、お願いします」

 三枝に今一度゛真希の事を懇願した真琴は中腰になるとその汚辱の固まりを口に含んだ。身震いするほどの嫌悪感と堪らない異臭に苛まれながら真琴は口に含んだそれを舌を使って愛撫する。

 覚悟して酸鼻な行為を開始した真琴ではあったが胸の中から込み上げてくる汚辱感と屈辱感によって咥えこんでいる物に歯を当てたくなる衝動が突き上げて来る。憎い男の急所を噛み千切って死ぬのなら本望だった。しかし、そんな事をしたら真希はどうなる?この恐ろしい男たちのことだただ奴隷にするだけでは飽き足らず、口で言い表せぬ程の辱めを与えて殺すかも知れぬ。真琴は背中に冷たい汗を掻きながら汚辱の奉仕を続けていた。

 一方、三枝は勝利感に酔っていた。昨日は空手を使い、この計画を全てご破算にするような抵抗を見せた真琴が自分を舌で愛撫している。栗山と二人で築いた悪の帝国を簡単に潰されては堪らない。この女には徹底した調教を施し、奴隷としての烙印を骨の髄まで染み渡らせてやると揺れ動くを頭と乳房を見ながら三枝は今一度、決意するのであった。

 「いつまで、ちゃらちゃらやってるの?さっさと追い込んで済ましてしまいなさい。あなたは色々と忙しいのだから」

 間延びした頬を突付かれて由里に急かされた真琴は自棄になったように舌を痺れるほど激しく動かした。その結果、三枝は忽ちにして頂点に上り詰め、欲望を排出してしまう。

 「駄目だよ。しっかり吸い上げるんだよ」

 舌にその迸りを受け、身を引こうとする真琴を許さず、松井と由里がその頭を押し返し、三枝の下半身に密着させると真琴は精液を気管に詰まらせ、激しく咳き込んでしまう。

 欲望を放出した三枝は満足そうな笑みを浮かべて身支度を整えたが床に流れ落ちた自分の精液を見るとその表情は一瞬にして鬼の形相に変った。

 「真琴。この床の上に落ちてる物もしっかりと嘗め取るんだぞ」

 ようやく、咳が収まった真琴は憎しみの篭った視線を一瞬、三枝に投げ掛けたがすぐに涙を飲み込んだような表情になり、言われた通りに床に流れ落ちた白濁を嘗め取るのだった。

 どっかと椅子に腰を落した三枝は木曽と視線を合わせ、笑みを浮かべると床に這いつくばって、後始末をしている真琴の大きな尻を眺めながら旨そうにタバコの煙を吐き出し、大きく息を付いた。この跳ね返りで空手の腕もあるアイドルをここまで貶めた勝利感に三枝はどっぷりと浸かっていた。これで明日の宴席の成功も間違え無しだと三枝は心の中で反芻している。悪魔の屋敷に捕われた真琴の運命のはさらに苛酷さを増そうとしていた。

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