連日の誘拐

 吉村真希は学校への道を急いでいた。真希の姉は巨乳タレントの真琴だった。都市が離れている故も有り、真琴は良く真希の面倒を見てくれた。東京に出てからも彼女にプレゼントを贈ってくれた。彼女が手にしている携帯電話も真琴から贈り物だった。

 料金まで真琴が払ってくれているので中学生の彼女は大変、助かっていた。昨日は真琴はオフの筈なのに自宅にも携帯にも出なかったのが真希に気掛かりだった。

 真希は真琴よりまだ背が低く、胸も薄かったが、その素材は光り輝き、中学を卒業したら上京しないかと真琴の所属プロダクションからスカウトが掛かっている逸材だった。

 不意に携帯電話が鳴った。ディスプレイに映し出される番号は姉のものだった。真希は急いで電話に出た。

 「もしもし、お姉ちゃん?」

 「あ、フラップナイトの梶原です」

 案に相違して電話に出てきたのは真琴のマネージャーだった。最近、担当、マネージャーが変り、真希はまだ会った事も話した事も無かった。だが、名前だけは姉から聞いて知っていた。

 「あ、姉がいつもお世話になっています」

 「実はですね」

 真希が型どおりの挨拶を交わすと相手は深刻そうな声を出した。

 「お姉さんが事故に遭われまして、東京の病院に収容されました」

 「えっ、本当ですか?容態は?」

 姉が事故に遭ったと聞かされて真希は立ち止まって耳に神経を集中した。

 「深刻な状況です。丁度、我々の会社の車が近くにおりますのでそれに乗って東京に向かって下さい。ご実家にも電話をしております。あなたを乗せてからご実家の方にも立ち寄ります」

 「私はどこで待てば宜しいのですか?」

 「学校の裏門に黒いワンボックスカーがすぐに迎えにくると思います」

 「判りました」

 電話を切ると裏門への道を急いだ真希は実家に電話をしてみた。実家の電話はお話中だった。真希は舌打ちすると歩みを速めた。始業時間より一時間近く前に登校する真希だから裏門に着いても誰一人いなかった。

 そこへ黒のワンボックスカーが滑り込んできた。

 「吉村真希さんですね。どうぞお乗り下さい」

 中年の男がドアを開けて呼び掛けてきた。真希は何の疑いも抱かずに車に乗り込んだ。とにかく姉の身が心配だった彼女は警戒を怠っていた。

 新たな生贄を飲み込んだ黒のワンボックスカーは栗山御殿へと向かうのであった。

 軽い吐き気を感じて真希は目覚めた。そこはビジネスホテルの一室のように狭い空間にベッドがあるだけの部屋だった。起き上がろうとして真希は自分が後手錠に拘束されているのに初めて気が付いた。そこで真希は自分が騙されて誘拐されたことに気が付いた。

 (あの男に飲まされたペットボトルのお茶に薬が・・・)

 真希は車に乗った直後に男に手渡されたお茶を飲み意識を失ったのだ。姉の事で異常な興奮を覚えていた真希は何の疑いもせずそれを飲んだ自分を呪っていた。

 「あら、起きていたのね」

 女の声がして振り向くと由里と恵子が自分を見つめているのに真希は驚いた。当然、湧き上がる疑問を真希は質せずにはいられなかった。

 「ここはどこなのですか?何故、両手を縛られているのですか?姉はどうしたのですか?」

 必死に質問を浴びせかける真希に由里と恵子は苦笑いを浮かべながら近づいてきた。

 「そんなに一度にたくさん質問されても答えられないわ。一つだけ教えて上げる。ここにお姉さんはいるわ」

 「姉に、姉に会わせて下さい」

 姉のみが心配な真希は涙を浮かべて訴えた。とにかく気が急いてる真希だった。

 「今は駄目よ。あなたが聞き分けのよい子だと判ったら会わせて上げる」

 恵子は美少女の雰囲気を漂わせている真希の姿を眩しそうに見つめながら言うのだった。

 「ちよっとご免なさい」

 由里がいきなりセーラー服のスカートを捲り上げたものだから真希は悲鳴を上げてベッドの上を逃げ惑った。

 「何をするんです」

 由里に押さえつけられた真希は真琴に似て怒ったような表情を見せていた。

 「あなたは両手が使えないから紙おむつをしてあげるのよ。別に男じゃないんだから変なことはしないわよ」

 恵子が改めてスカートを捲り上げると嫌、嫌と呻きながら真希は必死に身悶えた。

 「おとなしくしなよ」

 真希の上に馬乗りになった由里は一向に身悶えを止めない真希に業を煮やしその頬を引っ叩いた。

 「姉に似て生意気な子だよ」

 涙を浮かべて自分を睨み付ける真希をもう一度叩いた由里は吐き捨てるように言うのだった。

 とにかく、身悶えが収まった真希のパンティを剥ぎ取った恵子は手早く紙おむつを装着した。

 「言うことを聞いてれば痛い目なんか遭わなくて済むのよ。判ったわね」

 由里は諭すように言うと真希をベッドから立ち上がらせた。

 真希が連れ込まれたのはモニタールームであった。セーラー服姿の真希を目にして三枝と栗山は目尻を下げてしまう。真希は由里に背を押され二人の前に跪かされた。

 「何故、私をこのような目に遭わすの?訳を聞かせて」

 二人の男を前に真希が口火を切った。

 三枝は真琴に似てその涙に歪む端正な顔立ちをとっくりと眺めていた。真希の方が幼いだけ、美少女という形容詞がぴったりと当て嵌まる顔立ちをしている。三枝は自分の判断が間違いではないことに満足していた。

 「お嬢さんには何の恨みもない。しかし、お前の姉さんは大罪人なのだ。姉さんがこのままでは言う事を聞きそうも無いのでお前を誘拐したという訳だ」

 「姉が、姉が何をしたというのですか?」

 「そんな事はお前が知らなくても良いのだ。ここには多くの奴隷たちがいる。お前もその一人になるだけだ」

 奴隷と聞いて真希の表情が恐怖に引きつった。その顔を楽しそうに眺めながら三枝は言葉を続けた。

 「恨むなら真琴を恨むことだな。全てはあの女が元凶だ」

 「姉に、姉に遭わせて下さい」

 急きこむ様に訴える真希を無視するかのように三枝は首を横に振った。

 「真琴が俺たちの言う事を聞いて素直になれば遭わせてやる。それまでは無理だな。お前は暫くは客人扱いだ。あの部屋で暮らしていろ」

 由里と恵子によって立ち上がらせられた真希はそれでも諦めが付かぬように三枝に取り縋る。

 「それでは無事な姿だけでも見せて下さい」

 「よし、これを見ろ」

 真希は指し示されたモニターを目にして思わず息を飲んだ。暗闇の中に全裸の真琴が姿が浮かび上がっていたのだ。真琴は瞑目したまま身動き一つせずに暗闇の試練に耐えているのだ。

 「ひ、酷い!姉が何をやったというの、こんな人間以下の扱いをするなんてあなたたちは悪魔よ」

 涙を滲ませて抗議する真希を見て三枝にはまた一つ楽しみが増えたと思っていた。姉に似た強気の真希を膝下させることが三枝の最上の楽しみになったのである。

 「何とでも言え」

 三枝は言い捨てると由里に目で合図をした。由里と恵子が肩に手を掛けると真希は激しく身悶え、その場に留まろうともがいた。

 「おとなしくしなよ」

 由里に頬を叩かれた真希は幼さとは似合わない凄艶な視線を三枝に投げ掛ける。

 「お、オシメはさせたのか?」

 「はい、この通り」

 三枝に問われた由里が得意げになってスカートを捲り上げると真希は一瞬にして恥ずかしそうな表情を浮かべ、頬を赤らめる。

 真希が紙おむつをしっかりと腰に巻いているのを確認した三枝は満足そうに頷き視線を切った。

引き摺られるようにして真希はモニタールームから連れ出されると三枝は思い出したように栗山の方を向き直った。

 「そうだ」

 「私の部屋で唯が明日の宴席の接待のための特訓を忍に受けているんです。手伝ってやって貰えますか?」

 「もちろんですとも」

 アイドルの唯と話す機会を栗山が逃す筈も無い、彼は元気良く立ち上がるとモニタールームから出て行った。

唯の特訓

 三枝の部屋では全裸の唯を松井と忍を取り囲んでフェラチオの特訓を行なっていた。

 「いい、明日、お客様が来たらこれをやって歓迎するの。殿方が三人にご婦人が一人いらっしゃるから、私一人ではとても足りないのよ。あなたも頑張ってご奉仕するの。その訓練なのよ。真面目にやって貰わないと困るわ」

 忍は強い口調でなく諭すように唯に教え込んでいる。

 「よく、見てるのよ」

 忍は唯に言うとあからさまに晒している松井の一物に口を寄せた。

 「お邪魔ですか?」

 不意に栗山が顔を出したので忍は照れたような笑いを浮かべて口を離した。

 「あら、丁度いいわ。栗山さんに実験台になって貰いましょう。いいでしょ」

 そのつもりで現れた栗山に嫌な筈も無い、手早く下半身を露出すると松井の隣に腰を下ろした。

 「さあ、あなたは栗山さんを練習台にして私のやるようにしてね」

 忍は再び、松井と向き合うとそれをすっぽりと口を含み、両手を玉袋に添えてゆったりと揺り動かし始める。

 唯は忍の行動を悲しそうな視線で眺めながら一向に栗山の物から目を逸らしていた。

 「唯ちゃん。僕のものを慰めて。下手でもいいから」

 栗山が催促がましく、興奮を示し始めた一物をその頬に擦り付けると唯は大袈裟な悲鳴を放ち、後に退いた。

 「手前」

 そんな唯の行動に松井がいち早く反応し、唯の蒼ざめた頬を平手打ちする。

 「昨日、奴隷になるって誓ったのをもう忘れたのか?また、暗闇部屋に入れられたいのか?」

 いきり立った一物を揺らしながら松井に再度、頬を叩かれた唯は泣き出してしまう。もう、トップアイドルとしての気位も忘れ、ただ恐怖に怯える少女に変身してしまった唯の姿に栗山は哀れを覚えるのであった。

 「唯ちゃん。奴隷になることを決心したなら言う通りにしないといけないよ。さあ、咥えて」

 栗山が優しく肩を撫でながら諭すように言うと唯も踏ん切りを付けたように栗山の一物に手を伸ばした。唯だって恋人との性戯の中でこの程度の知識は持ち合わせていた。

 軽くしごいている内に栗山のそれはアイドルに手淫されている征服感も伴って極度の緊張を示すようになってくる。

 唯は開き直ったようにそれに口を寄せると深々と咥え込み、緩やかに動かし始める。

 「さすが栗山さんね。。若い子を説得するのが上手いわ」

 忍は感心する様に言うと松井の続きに取り掛かり始める。

 「忍さんのやり方を横目で見て、君もするんだよ」

 栗山に促された唯は言われた通りに横目で忍の行為を盗み見るのだった。

 忍の舌捌きは熱を帯び、音まで出して激しい吸引力を発揮している。

 忽ちにして松井は忍のテクニックに破れ、欲望を噴出させる。忍はうっとりと目を閉ざしたまま松井の迸りを舌の上に受け止めている。

 「ほら、男が暴発させたらああいう具合に受け止めてるんだよ」

 唯の愛撫を中断させた栗山は顔を忍の方に向けさせ、その神々しいと思えるほどの姿を目撃させるのであった。

 「忍さんのテクニックは恐れ入るよ。三枝さんが気に入ったのも無理は無いよ」

 松井が満足げな笑みを浮かべて身支度を整えるとゴクリとその迸りを飲み込んだ忍は妖艶な微笑を浮かべるのであった。

 「このような事はこちらに連れて来られてから覚えましたのよ。唯さんも皆さんに気に入られるように身に付けて欲しいわ」

 忍は引きつったような表情浮かべている唯を見つめながら笑窪を作って微笑むのであった。

 「さあ、やってご覧。一気に追い落とすんじゃ無くて焦らしたり、いなしたりして追い詰めるんだよ」

 栗山に優しい言葉で言われた唯は再び覚悟を決め、それにしゃぶりつくと稚拙だが情熱的なテクニックを発揮して栗山を追い落としに掛かった。

 「そこで栗山さんを見上げてねだるような視線をして上げて」

 忍の指導を受けて自分を咥え込んだままの唯が濡れた瞳を見開いて訴えかけるような視線を向けると栗山は身体の底から震えが生じ、思わず達しそうになってしまう。その間も舌をゆっくりと左右に揺らす唯に栗山は刺激を受け続けているのだ。

 「相手は往生しそうじゃないか、強く吸い上げてご覧」

 唯が息を強く吸い込むように締め上げると栗山は降伏寸前まで追い詰められてしまう。もう、後は自分との戦いであった。どこまで我慢しきれるか栗山は唇を噛み締めて押し寄せてくる快楽を堪えている。

 「ここまで焦らせば十分よ。一気に追い落とすのよ」

 唯はやけくそになったように垂れ袋を揉み上げ、舌を激しく左右に揺らしながら顔を前後に揺さぶった。

 「あっ」

 栗山は小さく呻くと唯の頭部を押さえ込み、自らの下半身に押し付けた。栗山が唯のテクニックに敗れた瞬間であった。

 「とうとう、やったね。上手じゃないか。女にとって男の精液は汚いもんでもなんでもないんだよ。全部、飲み込んでお上げ」

 忍に汗ばんだ肩を突付かれた唯は栗山を咥え込んだまま小さく頷いて見せた。唯は栗山を追い落としたことで自分が一歩成長したように思えてならなかった。そして、昨日、三枝のものを飲まされたときに感じた嫌悪感も感じなくなっている自分を発見したのだった。

 放出を終えた栗山が身支度を整えて立ち上がると忍が感動したようにその手を握り締めた。

 「有難う。栗山さん。唯がここまでこなせるようになったのはあなたのお陰よ。今夜、あなたのお相手をさせるように三枝に言っておくから」

 「そ、それは光栄です」

 思わぬ忍の申し出に栗山は照れ笑いを浮かべるしかなかった。しかし、唯の瑞々しい肉体をこの屋敷で一番手に抱ける喜びに栗山の期待は否が応でも盛り上がるのであった。

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