剃毛されるアイドル
身に纏う一辺の布も許されぬ全裸で開股縛りにされているアイドル、椎名唯。いや、既にそれは元、アイドルと表現した方が良いほど凄まじい姿態だった。
強制的に唯を淫情に狂わせた悪魔たちは次の責めの準備に取り掛かっている。
唯は泣くのをやめ、目を閉ざしたまま小さく息衝き、ぐったりと顔を横に伏せていた。
「唯ちゃん。目を開きなよ。これを見てご覧」
唯が虚ろな瞳を開くと由里が手鏡で踏みにじられた股間を映していた。
「ふふふ、ここの毛をこれから剃り上げるのよ。ふわふわして可哀想だけど我慢してね」
由里のその上を撫でられた唯は思わず腰を揺すった。悪魔たちの考え付く責めの数々に唯は今にも泣き出しそうな顔をしている。
「泣くことはないでしょう。若返らせて貰えるんだから」
由里は片目を瞑ってそんな事を言うと満足そうな笑みを洩らした。唯の驚愕に歪む表情が愉快なのだ。アイドルという偶像を破壊し尽くさなければ自分の欲求は満たされないものに変化していることを事の時、由里は感じていた。
「俺が剃ってやるぜ。安心しな、もう何人もの女のここの毛を剃ってるから傷を付けたりなんかしないぜ」
剃刀を手にした松井が唯のあけすけに広げられた両足の間に腰を落とすとニンマリと笑い、そのふっくらとした繊毛に目を落とすのだった。
「唯ちゃんの毛は大切にしないといけないからシャボンは付けられないのよ」
唯が刷毛で水を塗られる不快感にカチカチとを歯を噛み鳴らしていると由里が再び火照り始めた頬を突付いて笑うのであった。
栗山と大野ががっちりと唯の腰を捉まえると松井はそろりそろりと剃刀を使い始めた。唯がその不気味な感触と剃毛されている屈辱感に涙をポロポロとこぼし始めると由里はニンマリとした笑みを浮かべ、その愛らしい乳首を揺さぶった。
「そんなに悲しそうな顔をしなくてもいいわよ。何日かすれば元通りになるんだからね」
笑われた唯は尚のこと心を悲しみが覆った。今まで築き上げたトップアイドルの地位も将来も剃毛されることによって何もかもが一瞬にして瓦解するような錯覚に陥っていたのだ。
唯の剃り上げられた陰毛は丁寧に紙の上に収められていった。三枝は額にでも入れて部屋にでも飾っておく積りであった。
「そら、綺麗に剃りあがったぜ」
唯の無毛の地となった股間を眺めて松井は満足の笑みを洩らすと机の上から退いた。唯は悲しみが止まらないのか相変わらず小さな啜り泣きを洩らしている。
そんな唯の右側から三枝の手が伸び、その細い顎を掴まえる。
「どうだ、俺たちの奴隷になる事を誓うのか?まだ、その気にならないならもっと恥ずかしい目に遭わせてやるぞ」
唯は泣きながら頷いて見せた。三枝たちの繰り出す淫虐な拷問に耐え切る気力は残されていないかったのだ。
「じゃあ、大きな声で誓いな。椎名唯は皆様方の奴隷となります。ってな」
唯は涙ながらに途切れ途切れにその言葉を口にした。悪魔たちの間から拍手と歓声が湧いたが木曽はまだ唯に問い質す事があった。
涙に暮れる唯の顔を左側に向けさせた木曽はその泣きつかれて腫れぼったくなった頬を突付いた。
「唯、俺の大麻パーティーの話を誰かに喋ったんじゃないか?」
唯は激しく首を振った。真琴の事は死んでも口に出すまいと決意した唯だった。
「お前は爆乳アイドルの真琴と仲が良いそうじゃないか?あいつに話したんじゃないのか?」
「い、言ってません」
言下に否定した唯を見て木曽はほくそ笑んだ。先程のうわ言で確証ある。ならば拷問してでも吐かせるだけなのだ。
「なら、確かめさせて貰うぜ」
木曽が三枝に目配せを送ると大野の目がキラリと光った。大野の狙いは当然、唯の股間に息衝く、陰核に向けられていた。
「な、何をするの?」
大野の指が剃毛された秘裂に近づけられたのでそれまで打ちひしがれていた唯は引きつった悲鳴を上げた。
「嫌、嫌よ」
いきなり、洗濯バサミで陰核を挟み込まれた唯は下半身を大きく打ち振ってなんとかその責め苦から逃れようともがいた。しかし、両足を大きく開かされ固定されている身ではそれも虚しいものになる。唯は再び涙を流して哀願を請うのだった。
「もう、十分でしょう。何で、何でこんなことするの・・・」
振り絞るように訴える唯は心まで締め付けられるようなその感覚に打ち震えるのであった。
「お前が真琴の事を正直に話せば許してやる。さあ、どうなんだ。言ったんだろう」
「言ってません」
木曽の問い掛けを再び頑強に否定した唯は更に激しい悲鳴を放たねばならなかった。
大野が洗濯バサミを引っ張り上げ、その根本をバイブレーターで刺激し始めたのだ。
「や、止めてよ」
首を激しく打ち振った唯は涙を迸らせて訴える。その顎を掴んだ木曽は更に冷徹な視線を惨めなアイドルに注いだ。
「言えば楽にしてやる。真琴に話したんだろう」
「は、話しました。真琴ちゃんに・・・」
遂に唯は真琴の名を口にした。例えそれが嘘でも唯は自白したであろう。それほど悪魔たちの加えた拷問は唯を追い詰めていたのである。
「よし、これで唯は俺たちの奴隷となった。お前たち、可愛がってやれ」
泣き崩れている唯を目にしながら三枝が言うと松井は目を輝かせた。
「いいですか?俺たちが最初に貰っちゃって」
「構うもんか。好きに扱ってやれ。ただし、ここでやってくれよ。俺たちがモニタールームで見てるから」
松井が嬉しそうに布団を取りに室外に出てゆくと木曽は三枝に握手を求めた。
「お陰さまで唯に対する復讐を果たせませた。次の真琴も協力をお願いします」
「勿論ですよ」
三枝は木曽の手を強く握り返した。悪魔たちの新たなるターゲットが決まったのである。全てを失った唯は真琴に対するすまない気持から涙を流し続けていた。
早朝の誘拐
モニタールームの画面に松井と塩野に縛られたままの裸体を好きなように弄ばれている唯の姿が映し出されていた。それを見ながら栗山と三枝は満足そうにタバコを吸っていた。
「ちよっと妬けますね。アイドルをあんな風に扱えるなんて」
栗山が溜息混じりに言うと三枝は苦笑いを浮かべた。
「栗山さんが一番手を務めたかったですか?」
「そんな事はありませんけどね」
切り返された栗山は頭を掻くのだった。
そこへ、唯のマネージャーと連絡を取っていた木曽が慌てた素振りで戻ってきた。
「どうしました?」
「実は明日の正午に唯の失踪が正式発表されることになりました。真琴の誘拐は急ぐ必要が有ります」
「なるほど、手筈を整えていただければこちらで実行しますよ」
「判りました。真琴のスケジュールを今、探らせています」
木曽はそれだけ言うとモニタールームを出て行った。
「彼も今回の一件は相当堪えたようですね」
「それはそうだろう。一夜にしてそれまでの栄光が廃塵に帰した訳だからな」
三枝はそんな事を言うと視線をモニターに戻した。唯が松井の上に載せ上げられ身体を前後に揺り動かしている姿が映し出されていた。
それから数時間後、袋詰めにされた唯を乗せた車が栗山御殿を出発した。
遠征メンバーは松井、大野、栗山の三人で木曽はアリバイ作りのために自分の別荘に戻っている。
雁字搦めに縛られた唯は麻袋に首を残す形で押し込められていた。間断なく責め続けられていた唯は半ば意識を失ったように目を閉じたまま車に揺られている。途中で尿意を訴える場合を考えて彼らは紙おむつを唯に装置させる周到さだった。
車は六時前に都内に入ると目指す真琴の住むマンションに到着した。
「おい、起きろ」
頬を叩かれた唯は腫れぼったい瞼を開いて松井を見た。
「真琴のマンションの前に着いたぞ。電話をするからな、ちゃんとここに書いてある通りのことを喋るんだぞ」
大野が差し出した紙片に書かれている文字を目にした唯は頷いて見せた。彼らのすることに反抗するなど今の唯には思いも寄らぬことだったに違いない。この二日間の栗山御殿での出来事は唯の心に言い知れぬ恐怖を刻んでいた。
松井が携帯を取り出して慎重に番号を押した。
真琴はうるさく鳴る呼び出し音で目を覚ました。昨夜、眠りついたのが午前二時前だった真琴はベッドサイドの時計の針が六時過ぎなのを見てうんざりした。
(誰なの?こんな時間に、間違いだったら馬鹿らしい)
真琴はそのうち相手も諦めるだろうと思い再び、眠ろうと目を閉じた。しかし、電話のベルは止まなかった。遂に観念した真琴は手を伸ばして受話器を取った。
「誰なの?」
「真琴ちゃん?真琴ちゃんでしょう?私、唯」
眠そうな声で告げた真琴の耳に唯の切迫した声が聞こえてきた。
真琴は眠気が一辺に吹っ飛んだ。病気で休んでいることは知っていたが唯の声から何かただらぬ雰囲気を感じた真琴は咳き込むように尋ねた。
「唯ちゃん。あなた、病気じゃないの?どうしたの?どこにいるの?」
「時間がないの、事情は会ってから話すからすぐにマンション前に止まっている黒い車に乗ってるの。早くして」
「待ってよ。急に言われても・・・」
「お願い。すぐ済むから、早く来て」
涙声になって唯が訴えるのを耳にして真琴はとにかく会って見ることにした。
「判った。すぐ行くわ」
電話を切った真琴はパジャマの上にジャンパーを羽織ると鍵だけを手にして部屋を飛び出した。
マンションのエントランスを抜けると黒いワンボックスカーが目に留まった。真琴が小走りになって車に近づくとドアがスライドして中年の男が顔を出した。
「さあ、乗って下さい」
真琴は足を止めると警戒しながら車の中を窺った。
「椎名唯ちゃんは?」
「乗ってられますよ。さあ、どうぞ」
真琴が車の中を覗き込もうと頭を中にいれたとたん後から男が体当たりして、自分ごと真琴を車の中に押し込んだ。
「あっ、何をするの」
シートに押さえ込まれた真琴は抵抗しようとしたがその口を薬品が染み込んだ布で覆われている内に意識が遠のいていった。遠のく意識の中で唯の声が聞こえ、自分の名を呼んだ気がした真琴は眠りの中に落ちていった。
アイドル無残
栗山たちが見事、真琴を捕獲して御殿に凱旋した十時前だった。木曽は既に到着しており喜んで一行を出迎えた。
「真琴を裸にして鏡の小部屋に吊るそう」
三枝の一言でパジャマを脱がされた真琴の爆乳が姿を現すと松井は息を飲み、隠微な笑いを浮かべた。それはここにいる女たちの誰よりも巨大なものだった。
「パンツも脱がせますか?」
三枝に問われた木曽は黙って頷いた。この女だけは唯以上の屈辱を与えて奴隷に貶めなければ気がすまない木曽であった。
遂に全裸にされ、正体なく眠りこける真琴は口を覆われ、その大柄な身体を鏡の小部屋の中に吊るされた。スポーツで鍛え上げているその肢体は均整が取れ、見事な裸形をそこに表している。
「後は目を覚まし、小便するまでほっておきましょう」
その裸体を憎しみの篭った目で追っている木曽の肩を叩いて、三枝は笑いを浮かべた。パーティールームには酒や料理が並べられた。真琴を捕らえた小宴を施そうと三枝が用意したものだった。
「あら、唯ちゃん。おしめ、使ってるのね」
袋から出された唯のおしめが重く湿ってるのに気がついて由里が素っ頓狂な声を上げた。たちまちわらわらと悪魔たちが自分の廻りに集まってくることに唯は悲しそうな顔をした。車に揺られている内に便意を催した唯はどうせ悪魔たちの目の前でそれをしなければならない事を予測してそのまま排便してしまったのである。
「まあ、大きい方よ。これがアイドルのうんちだわ」
由里が取り去ったおしめに歴然と残る証拠を一同に自慢げに晒すと栗山は身を乗り出してそれを目撃し、恥ずかしさの余り肩を震わせて嗚咽する唯の姿をも目に入れるのであった。
「あ、何をするの」
松井にいきなり両足を開かされた唯は昨晩、犯された悪夢が頭をよぎり、身体を硬直させた。
「馬鹿。気持ち悪いだろうから、ケツを拭いてやるんだよ」
蒸しタオルでその痕跡を入念に拭われた唯は縛られた裸体のまま床に転がり嗚咽の声を上げていた。
唯の汚物を処理した悪魔たちは酒を飲み交わし、料理を口に運び、勝利の快感に浸っていた。
由里は恵子と示し合わせて、片隅で打ちひしがれている唯をステージに運ぶと縛っていた縄を解いた。
縄を解かれると唯は真琴の吊るされている鏡の小部屋に走り寄り、ガラスを叩くのであった。
「真琴ちゃん。ごめんなさい」
しかし、そんな行動を由里たちも許すはずがない。すぐにステージ上に引き戻されるとマイクを渡されてしまう。
「今日はお祝いだから。アイドル歌手の唯ちゃんに一曲、お願いするわね」
ここまで無残に破壊された自分に歌を歌わせようとする悪魔たちの発想に唯は悲しみを通り越して恐怖さえ覚えていた。
「で、出来ません」
「あら、あなたはプロの筈よ。出来ないなら別の余興をして貰わないとね」
意地悪い瞳で自分を見つめる由里の視線に背筋に寒気が走った唯はそれを承諾するしかなかった。
「さあ、しっかり、歌うのよ」
イントロがパーティールームに響き渡ると由里と恵子はステージを降りた。残された唯は裸にされていることも悪魔たちに捕われて居ることも忘れて歌うことにした。
いつもより、掠れた声の唯の歌声が響き渡ると悪魔たちから歓声が上がった。その歌は昨年、新人賞を総なめにした唯のデビュー曲だった。唯は歌っている内に惨め境遇を忘れていく自分を感じながら一生懸命、熱唱していた。
繁みを刈られたアイドル歌手が全裸でヒット曲を熱唱している。三枝はこの上のない勝利感に身を震わせていた。